アカデミックライティング講座
アカデミックライティングの現状
あなたはアカデミックライティングについてどのようなことをご存知でしょうか。おそらく英検やTOEIC SW、IELTSやTOEFLなどの意見を述べる書き方を学んできたから、十分対応できる、と思っている方もいるでしょう。
あなたのアカデミックライティング力をチェック!
あなたは次の質問にどれだけ答えられるでしょうか?
これを見て、え?よく知らないことが多いのですが・・・と感じた方にズバリお伝えしましょう。これらを知らずにレポートや論文を書いても、アカデミックライティングの世界では通用しません。
もっと言えば「地球温暖化は深刻だ」という主張を提示したとしても、それがなぜ深刻か、どのように深刻か、という現状を示すデータを示し、かつそのデータも信頼性のあるものでなければ、アカデミックライティングでは読まれもしないのが現状です。
アカデミックライティングとは?
アカデミックライティングは、学術的な文章を書くスキルを指し、課題や卒業論文、研究論文を書けるようにするために必要なスキルを指します。前提として、序論→本論→結論の3段階構成で成り立っています。
アカデミックライティングができないとどうなるの?
ところが日本では、上の3段階構成以外の教育があまり普及していません。先ほど述べたようなアカデミックライティングのルールにのっとって文章を書けない人が多いのです。となると、一体どうなるのでしょうか。研究職を目指す方は、学術誌への掲載が何度も却下されます。そのため、フルタイムで必要な掲載論文の必要要件が満たされないままキャリアを終えてしまうことも多くあります。もっと分かりやすいのは留学生で、安定した成績を残せません。最悪単位が取れません。そうすると、ただでさえ高額な授業料を再度支払う羽目になり、留年も免れない状況になります。まさに時間的にも経済的にもダブルパンチです。
海外留学を目指している方、そして究極的には海外向けの学会で論文の提出を考えている方、そして何より、自分の伝えたいことを、読み手を引き付けながら読ませるアカデミックライティングのテクニックを身に着けたいすべての方の為に、TESOLの資格を有し、論文発表の経験も豊富なTakato先生がとっておきの講座をご用意しました。
アカデミックライティングの理想と実際のギャップ
Takato先生自身も留学経験を通して痛感したことですが、アカデミックライティングは、今までのライティングの知識以上に、学ばないといけないことが、たくさんあるということです。
アカデミックライティングではまず厳格なルールが存在します。そのルールの中で、独自性が求められる自らの主張を、読み手や目的に応じて、証拠を提示しながら、受け入れられる文章を書くことが重要です。
特に、アメリカ、イギリス、オーストラリアなど英語圏の大学で勉強される方は、非常に高いアカデミックライティングの完成度が求められるのが現状です。かつ、学期中に課題が出される留学先では、現地に着いてからアカデミックライティングの書き方を学ぶだけの時間的な余裕はほとんどありません。
初めのころはTakato先生もどうしたら講義の担当の先生に認められる課題を時間内で仕上げられるか、試行錯誤の連続だったそうです。 Takato先生がこの講座を担当する理由。それは、アカデミックらしい書き方について、日本にいる「今から」準備を進めていくことで、留学(もしくは研究)を始めた時にTakato先生と同じ苦労を味わってほしくないという思いです。
対策すれば怖くないアカデミックライティング
文法や読み書きが身に着いており、かつアカデミックライティングに関してしっかり事前に準備をしておけば、十分日本人の留学生/研究者でも、海外で勝負できるということです。
そのためには、研究生活や留学生活を始める前、つまり、課題や論文の作成に追われない「今のうちから」正しい方法を知り、対策をとっていくことが重要です。
この講座で学ぶアカデミックライティングの書き方を学び、きちんと心構えを身に着けておけば、1,000語や2,000語、また何万ワードの論文でも、何も恐れる必要はありません。
あとはご自身の専門分野の内容の論文をたくさん読み、たくさん書くことで、十分安定した成績も残せます。また自信をもって学会誌に提出し、より多くの専門家や一般の読者に目を通してもらえる論文ができるでしょう。
当講座の特徴
この講座ではあなたの専門分野が何であってもアカデミックな場所で通用する論文を書くために、共通して知っておくべきアカデミックライティングの書き方とルールを学び、その実践練習をする講座です。
アカデミックライティングでは、主張で自らの立場を述べるstanceと相手を引き付けるengagementのバランスがとても重要です。このstanceとengagementのバランスを安定させることで、自らの主張が相手に受け入れられやすい形式をもった文章を完成させることができます。
また当講座ではIELTSやTOEFLなど一般的な論述式の試験で問われるTopic→Body→Conclusionの3段構成を超えた、アカデミックライティングのルールやテクニックを学んでいきます。例えば、以下のような、アカデミックライティングで推奨されること、やってはいけないことを両方学んでいただきます。
例えばこの講座では様々なテクニック、文章構造を学びます。ここでリストアップしたのはこの講座で学ぶごく一部です。
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自分の主張を述べる評論形式(critical review)よく使われる、各種文法事項の正しい使い方をマスターします
アカデミックライティングでは自分の意見を述べるときI think はもちろん使いません。時制についても注意が必要で、過去形は先行研究を述べる場合にのみ使い、一方で、現在時制を使うと、断定形式になるため自分の主張を伝えるには不向きで、誤解を生じるため避ける必要があります。つまり、あなたの主張の確信の度合いを示すために、文法要素を巧みに使いこなす必要があります。この主張の確信度を正確に使い分けるために助動詞や時制の使い分けが非常に重要になってきます。文章の中で、時制や助動詞を適切に使い分けることで、事実を述べているのか主張を伝えているのかが明確になり、読みやすく受け入れられやすい文章になるのです。
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レポート(論文)とエッセイの構成の違いを生み出す文書構造の違いを理解します。
実はレポートとエッセイは構成が違います。自分に課されているのがレポートなのかエッセイなのかを把握していますか?文書の種類によって文章構成を使い分けられるように正しい知識を身につけます。IELTSや英検は実はエッセイであり、実は、日本人には「レポート形式」はなじみが薄い文章形態です。アカデミックライティングはエッセイの構成で書いてはいけません。正しい知識を身につけて下さい。
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書き言葉で文頭に使ってはいけない接続詞○選。
これらの言葉を使うと公的な文章とは思えない稚拙な印象の文章になってしまいます。わかりやすく言い換えると、公式文章で話し言葉をつかっているかのよう。プロフェッショナルとは認められません。この講座では様々なリファレンスを準備しますので、慣れるまでは、対応表で間違いをなくすようにしてください。 -
セミコロン(;)とコロン(:)の違い、そして引用を示す際のこの「−」の違いが分かりますか?
OK:pp.23–37, NG:pp.23-37。実は似たように見えるこの記号、片方がハイフンでもう片方が正しい別の記号です。学術論文でも記号には明確な使い分けルールが存在します。特にアカデミックライティングの文章は因果関係の説明を加えることが多くなるため、複雑な文章になりがちです。そんな文章の複雑さを整理して伝えられる主要な記号を正しく使うテクニックを学びましょう。
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目的に応じた文章スタイルを使い分けられるようにします。
一見似ているように見える報告系(information report)と説明系(explanation report)の違いはこれががあるかどうか。アカデミックライティングでは、きちんとこれを入れて説明しなければ、論文として認められません。単に事実を述べるだけに終始する論文が多い中で、正しくこれを盛り込むテクニックを指導します。却下される大きな理由の一つである「報告系レポート」にならないようにしていきましょう。
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無生物主語を使いこなして論文らしく
論文とは自分の考えを伝えるためのもの。そのため、説明する際に、因果関係を伝えることが大変多くなります。因果関係は通常の文章であれば、when, becauseをはじめとした接続詞や副詞を使って二文で表現しがちです。ですが、主語を名詞化、無生物主語化することで、一文で簡潔に因果関係を説明できるようになります。長くなりすぎる文を短くするテクニックは複雑なことをよりシンプルに分かりやすく伝えるためにも効果的で、文章を格調高くしてくれます。
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アカデミックライティングでIを使うのは○○〇のときだけ。
実はアカデミックライティングでは、主語「I」を使うのは、意見を述べる時ではありません。主語「I」を使うと、内容が主観的にみえてしまうからです。アカデミックライティングは少しでも客観的な文章スタイルで書く必要があるのに、これを知らないことは致命的です。ではどうすればいいのか?講座の中でしっかり学びます。
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とにかく多い。知らなければならないルールの数々
文献を引用する際に、筆者名を本文で省略できるのは執筆した筆者が〇人以上の時などアカデミックライティングには様々な独自のルールがあります。特に、引用文は自分の主張の裏付けで使うものの為、きちんと処理しないと、研究者の場合は盗用になったり、学生の場合は減点対象となってしまいます。海外の大学では最悪退学扱いになるほど重い処罰を課されることがあります。ですがそれほど大切で重要なこととされているのです。あなたの論文の評価を上げるために非常に重要な知っておくべきルールです。絶対に知っておいてほしいものだけを扱います。
ごくごく一部を紹介しましたが、この講座を受講すればすべて実践を通して学ぶことが出来ます。こうした一つ一つのテクニック、アカデミックライティングの世界では当たり前の事をマスターしていくことで、自らの研究テーマを、自信をもって発表することができます。エッセイの書き方を学ぶ機会は多くても、大学機関以外でアカデミックライティングをここまでわかりやすく実戦形式で学べることは貴重です。これから学生、あるいは研究者のコミュニティの一員として認められる文章を共に作り上げていきましょう。
この講座で得られること
その1英語論文や課題をスムーズに書くことができる
英語圏と日本の論文では、分野や目的によって構成が異なります。まずは構成を理解して、論理を一貫して組み立てていく練習をしましょう。
その2アカデミックライティングのノウハウが分かる
アカデミックライティングにはさまざまなルールがあり、それを守ることが、論文やレポートを作成するうえで大前提になっています。そのルールを1から学ぶことができるため、日本にいながらアカデミックライティングスキルをマスターする準備ができます。
その3論点の述べ方が分かる
主張を述べていくためには一貫性が重要です。接続詞や句読点の確認はもちろん、文レベル、段落レベル、文章レベルで一貫性のある文を作る練習ができます。
その4読み手を引き付けるテクニックが分かる
アカデミックライティングには客観性のある文章が重要です。当講座では客観的に見せる言葉の使い方を学ぶことができます。また引用を適切に行うことで、主張を裏付けしていくためのテクニックも学べます。
その5レポート、エッセイなど様々な課題の形式に対応できる
専攻・専門分野によって文章の形式が異なり、その異なる形式に合わせていかないと、思うような成績を取ったり、論文をアクセプトされることはできません。当講座では、異なる種類の課題の形式を紹介し、書き方や用いられる傾向のある言葉を紹介し、対応できるスキルを身に着けられます。
この講座、学びのステップ
ステップ1ルールを知る
ここではアカデミックライティングを書く上で知っておくべきルールを学んでいきます。なぜアカデミックライティングではそのルールが存在するかを例を使いながら学んでいくことができます。
ステップ2課題の形式(ジャンル)を知る
課された課題によって書き方を変えなくてはいけないアカデミックライティング。ステップ2ではその構成をインプットし、課題に応じた大まかな書き方を学んでいきます。
ステップ3一貫性のある文章を作る
アカデミックライティングでは主張の筋を通すことが重要です。接続詞、句読点の確認はもちろん、文や段落レベルで一貫性を保つ文を作るテクニックを学びます。
ステップ4様々なレポートの文章の書き方(テキストタイプ)を知る
テキスト教材でも詳細に説明しますが、説明したり、説得したりするなど目的によって構成や使用される傾向のある語彙が異なります。これをマスターすればどのようなタイプのレポートの課題に対しても準備を進めることができます。
ステップ5アカデミックらしい語彙、読み手を引き付ける文にする
アカデミックライティングでは読み手を引き付けるための語彙の使い分けや、主張の訴え方が重要です。またアカデミックライティングらしい短く簡潔に主張を述べる方法を紹介します。
ステップ6正しい引用の仕方を知る
アカデミックライティングでとても重要な引用。適切に引用せずに盗用、剽窃で大学などの教育組織から追放、ということがないように、しっかり引用の仕方を学んでいきます。また意見と引用を使い分けるテクニックや、アカデミックライティングで必須の参考文献リストの書き方も学べます。
また課題では、アカデミックライティングでは最重要とされる要約(summary)、文献レビュー(literature review)、エッセイ(essay)を各2回練習していく予定です。1回目は講師からの指定、2回目は受講生各自が自分で選んだトピックに基づいて書いていただきます。こうした実践的な練習を通してアカデミックらしい書き方を学ぶことができます!
マスターするために実践!6つの課題とじっくり取り組もう
課題1&2要約(それぞれ300〜500語)
第一回目、第二回目の課題では、アカデミックライティングの基本である要約を練習します。課題1では指定の課題、課題2ではご自身で選んだ論文1つに関して要点をまとめてきてください。1つずつ丁寧に指導いたします。
(評価のポイント)
・アカデミックらしい言葉が使われているか。
・要点がまとめられているか。余計な情報を入れていないか。
・要約の構成ができているか。
・調査方法や結果、考察が自分の言葉でまとめられているか。
(ねらい)
他者の論文を自らの言葉で要点をまとめるスキルを身に着ける。
期間:2週間ごと
課題3&4文献解題→文献レビュー(それぞれ500〜700語)
文献解題とはご自身が選んだ論文ごとに、それぞれまとめとご自身の文献に対する評価を、論文の著者名(苗字)のアルファベット順で書いていただく課題で、レポートで論文を選別するプロセスとして大変重要です。論文はご自身で3冊を選んでいただきます。課題4では課題3で選んだ論文三つを統合していただき、関連性やちがいをまとめていただきます。その結論にはこのまとめを通じてご自身がどのような研究、調査をしていくかをまとめていただきます。
(評価のポイント)
課題1、2の評価のポイントに加えて、以下を評価します。
・関連した論文3冊を選んでいるか。
・その論文を選んだ背景や理由を序論にまとめているか。
・それぞれの論文に対して、データの信頼性、収集方法、結果の解釈などに関してご自身の評価を加えているか。
・引用は適切か。
*課題4では、さらに以下の点も評価します。
・まとめの羅列ではなく、研究方法や研究テーマ、結果の共通点や違いを関連付けながら説明しているか。
・結論に文献の評価を通して、今後の研究への示唆がまとめられているか。
(ねらい)
論文を適切にまとめ、データの信頼性、収集方法、結果の解釈を、複数の論文の比較を通して、評価・批評ができる。
期間:3週間ごと
課題5&6エッセイ(800〜1,000語)
最後のまとめとしてアカデミックエッセイの練習をします。課題5は与えられたテーマに対して、課題6は自ら考えたテーマに対して、自らの主張を他の論文で裏付けながら述べていきます。
(評価のポイント)
課題1、2の評価のポイントに加えて、以下を評価します。
・序論にこれから論じる主張や問題の背景、選ぶ理由がまとめられているか。
・本論に自らの主張の理由や具体例を、他の論文から裏付けて説明しているか。
・結論に本文全体のまとめや今後への示唆が書かれているか。
・アカデミックらしい言葉が使われているか。
・引用した論文の要点がまとめられているか。余計な情報を入れていないか。
・適切な引用か。
・参考文献リストは適切か。
期間:4週間ごと
(ねらい)
一貫した主張の述べ方を身に着ける。
主張の裏付けの方法を身に着ける。
適切な引用の仕方を身に着ける。
受講生だけに与えられる3つの特典
特典 01
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質問し放題
添削結果について疑問がある場合は通常月額3,080円で提供している質問し放題オプションを講座期間中お付けします。(総額18,480円相当)
確実に1回1回疑問を解消しながら先に進むことができます。
※この講座で提出した課題に対してのみ有効です。
※いただいた質問は、講師が他の受講生の学習に役立つと判断した場合、終講レポート等に掲載させていただく場合がございます。
特典 02
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講座SNS
受講生だけが参加できる講座専用SNSに特別にご招待いたします。ここではアカデミックライティングのみならず、日頃の英語学習などの相談ができます。質問には担当講師が直接お答えしますし、またすべてのやりとりを受講者全員でシェアすることで、他の受講生の方々の学びがより深まります。また同じアカデミックライティングに携わる方同士でのコネクションづくりにもご活用できます。
※チャットに投稿された質問にはできるだけ早くお答えする予定ですがリアルタイム返信ではありませんのでご了承ください。
※この講座の学習目的から逸脱したご利用はご遠慮ください。
特典 03
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ダイレクトチャット
先生とマンツーマンでコンタクトが可能なダイレクトチャットをご利用いただけます。課題提出の際、自分が取り組んでいるアカデミックライティングについての細かい箇所についても先生に随時相談しながら進めていくことができます。
※チャットに投稿された質問にはできるだけ早くお答えする予定ですがリアルタイム返信ではありませんのでご了承ください。
※この講座の学習目的から逸脱したご利用はご遠慮ください。
講座担当者 Takato先生のプロフィール
PROFILE
Takato先生プロフィール
私立高校で英語教師を務めた経験を持ち、オーストラリアのシドニーで応用言語学とTESOL(英語教授法)も学んだ講師。日本語を英語に置き換える逐語訳ではなく、どうすれば英語として自然なのか、適切なのかをしっかりと指導できるところが人気です!アカデミックライティングについても知識が豊富です。
- 出身
- 日本
- 学歴
- マッコーリー大学(シドニー、TESOL修士)
- 職歴
- 私立高校教諭(2年間)
- 趣味
- 旅行、読書、野球観戦、洋画鑑賞
先生から一言
毎日書いて、毎日反省が一番重要です!3つのPの実践(練習して(practice)、目的をもって(purpose)、楽しむこと(pleasure)をモットーに英語学習・指導を行っている私ですが、いつも逐次訳を考えるのではなく、その場や状況にあった英語は何かということを考えており、それがライティング力向上にもつながると思っています。
また、多くの文章に触れ、頻繁に使われる表現とは何かを意識することで、使える表現のストックが増えていきます。添削のフィードバックをもとに徐々に表現をストックし、それを継続することでライティングは怖くありません!お互いにステップアップしていきましょう。
おことわり
当講座はあくまでアカデミックらしい書き方を学ぶことに趣旨を置いているため、専門知識等に関する評価はできかねます。講師の評価は実際の学会等にご提出される論文の評価と基準が異なることを予めご承知おきください。
ご受講いただける方
この講座は初心者向けのプログラムではありません。
アカデミックな場で通用するための論文を書けるようになることが目的ですので、指導にあたっては、一定程度の英語力があることが前提となります。
具体的には、以下のスコアをお持ちの方を対象とさせていただきます。
また、各課題では、論文の要約やレビューなどを書いていただきます。
アカデミックな現場では、引用をはじめ、論文の書き方にはルールがあり、これに従っていない場合は論文自体が無効となる可能性もあります。
そのため、現場で通じるライティングスキルを身につけていただけるよう、この講座でも、引用等のルールには必ず従っていただけますようお願い申し上げます。
講師から提示したルールに則った課題でない場合、添削ができないこともございます。
サービス説明
- 商品名
- アカデミックライティング講座
- 内容
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- マンツーマン添削指導<全6回>
- テキスト<全3冊>
- 「アカデミックライティング講座」
- 質問し放題オプションを無料付与
※月額3,080円×6ヶ月分、18,480円相当額
※添削結果について疑問がある個所を無制限で質問できます。
※当講座の課題にのみ有効です。 -
講座専用SNS利用権
※受講者が担当講師と質問などをやりとりし、全員とシェアできる専用のチャットルームにご招待します。 -
先生とのダイレクトチャット利用権
※受講者が担当講師に直接質問でき、課題の進め方などのアドバイスをもらえる専用のチャットルームにご招待します。
- 料金
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AW2受講料金 52,580円<税込>
<お支払い回数> 以下から選んでいただけます。
【一括払い】
受講料金 52,580円<税込> x1回払い
※お支払いタイミング:初回ご注文時のみ
※分割払いの場合、お支払いの停止はできません。
※この講座の課題提出に英作文チケットは不要です。
※課題の提出はワードで行っていただくため、マイクロソフトワードが必要となります。
- 定員
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募集枠:先着30名様
※定員になり次第締め切ります。
- お申し込み期間
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2023/01/05(木)まで
- 受講期間
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2023/01/06(金)〜2023/06/07(水)まで
第1回 1/6(金)
第2回 1/20(金)
第3回 2/10(金)
第4回 3/3(金)
第5回 3/31(金)
第6回 4/28(金)
<課題の提出文字数について>
課題1,課題2:250〜500単語
課題3:350〜600単語(必要な論文・記事の本数 最低2つ、研究に携わる方は3つ)
課題4:400〜700単語
課題5:400〜800単語(必要な論文・記事の本数 最低2つ、研究に携わる方は600語以上)
課題6:500〜1,000単語(必要な論文・記事の本数 最低3つ、研究に携わる方は700語以上)
※教材はPDF(電子媒体)での配布です。すべてオンラインでご利用頂けますので、海外にお住まいの方でもお気軽にご参加ください。
※「質問し放題」特典での質問は講座開講期間中のみ受け付けます。
※このスケジュールは予定であり、その時々の課題の提出状況などにより見直す場合がございます。
※課題に含まれる文字量が多い課題で、またアカデミックライティング特有の指導をするため、一件の指導にどうしても時間がかかります。提出タイミングにもよりますが、添削結果の返却には2−3週間かかる場合がございます。予めご了承ください。
※課題の提出期間は課題によって異なります。課題の中に明記してありますので、ご注意ください。締め切り日以降の提出は行えません。また未利用分の返金は行えません。あらかじめご了承お願い申し上げます。
※各配信日当日にeメールでお知らせいたします。
※毎回課題締切当日もしくは前日に提出が集中します。その場合には添削結果のお届けが通常よりお時間を頂く場合がございます。早めの提出を推奨いたします。
- 必要なもの
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・課題の提出はワードで行っていただくためワードが必要です。
お支払い方法
以下のお支払い方法がご利用いただけます。
お申し込み方法
お客様の声
今まで自分がどれだけ構成を意識せず書いていたか思い知りました!
この講座の受講目的は?
英語の原著論文を執筆した際に、自分の書いた内容や校正された文章、その後の査読などでの指摘から、アカデミックライティングそのものが理解できていないと感じたためです。
受講してみて良かった点は?
要約、文献解題、レビュー、エッセイと徐々に段階を上げて指導して頂き、今まで自分がどれだけ構成を意識せず書いていたか思い知りました。 伝わる書き方、伝達動詞の使い方、一貫性のある書き方、など今後も繰り返し使っていけるハイレベルな内容が学べる機会は貴重です。
講座について教えてください。
- 役だちそうですか?
論文を読んだ際に、この論文の説得力が高い点はどこか?と常に意識して読む習慣がつきました。自然と論文の内容も頭に残りやすく、疑問点やポイントを抽出することも以前より自信がついたと思います。同僚とのDiscussionも、より実りある議論ができていると感じています。 - 添削内容について
拙い議論展開もきちんと読み込んで頂き、適格な文章構成のアドバイスを頂き満足しています。 - 予習テキストについて
アカデミックライティングに必要十分な内容が無駄なくすっきりとまとめられており非常によくできていると思いました。講座中何度も読ませて頂き、難しい内容ですが楽しく読めました。
5段階で評価するなら?
5:最高に満足
講師へ一言
6か月間本当に有難うございました。もっと内容の濃いレポートが書けると良いのに、といつも悔しい思いでしたが、1カ月1カ月かなり必死に課題に取り組んだことは無駄ではないと感じています。テキストも非常に素晴らしくこれから何度でも読み返すと思います。
テキストが分かりやすく、一生使えそうです!
この講座の受講目的は?
論文執筆をするにあたり、英作文や日本語の論文とは違うお作法を押さえておきたかったため。
受講してみて良かった点は?
論文の構成だけでなく、英語の記述をするにあたり自分の弱点を教えてもらえたところが非常に良かったと思います。
講座について教えてください。
- 役だちそうですか?
実際の論文を英語で書くときの基礎が身についた。自信をもって書けるようになってきたと思う。 - 添削内容について
添削を丁寧にしていただいたので、感謝している。この講座が始まり、ひどいケガもして継続が心配だったのですが・・・このまま倒れるわけにはいかん!と、励みでもありました。 - 予習テキストについて
わかりやすく、一生使えそうである。
5段階で評価するなら?
5:最高に満足
講師へ一言
難解な文章を毎回丁寧に見てくださり、ありがとうございます。自分でも日本語で書くと何を書いているかわからないよね、と担当教官によく言われていました。英語で表現すると、日本語のあいまいな部分が払拭されます。少しずつ書きなれてきたので9月にオンラインで参加する国際学会のプレゼン資料や口頭発表のベースも丁寧に作ってみようと思っているところです。
もっとすらすら書けるようになるのでは、と自分に期待がもてた!
この講座の受講目的は?
英語論文を書く際の注意点など分からなかったため。英語論文の書き方などの本を読んで書いてみても正しいかどうかわからないが、ここでは添削をして指導していただけるので。
受講してみて良かった点は?
基礎的なことや実践的なことが理解しやすかった。実際に作成してみると、テキスト通りに基本に則ってやっていくと出来るということがわかった。もっと基礎的な部分を広げて、すらすら書けるようになるのではないかと自分に期待がもてた。
講座について教えてください。
- 役だちそうですか?
英語論文のいろはが少し分かってきた。実際に6回、書いていくと自信になった。間違いも多かったけれど、毎回一生懸命したことが身につくということがわかった。引き続き論文作成の勉強を続けていこうという気持ちになった。同義語のアカデミック仕様が身につきました。 - 添削内容について
大枠、細かいところ、などの配分がとてもよく、添削されていたので、嫌になることもなく、ご指導がすっと入ってきた感じでした。教授法がしっかりされているのだと毎回、ありがたく添削していただいていました。 - 予習テキストについて
分かりやすかったです。他のライティングのテキストは印刷したままでまだ読んでいないですが、アカデミック論文に特化しているので、しっかりなんども読むようにします。今学期はばたばたしていて、落ち着いて課題にとりくめなかったところもあるので、テキストをもっと読み込めばよかったと思っています。続編があれば受講したいです。
5段階で評価するなら?
5:最高に満足
講師へ一言
すらすらと書けない中、毎回必死でやっていたのですが、なんとか最後までやりきることができました。先生のおかげと感謝しています。ありがとうございました。うっかりミスだけでなく根本的な間違いも多く、本当にご迷惑をおかけしました。しかしながら、大きな自信となりました。機会を見つけてアカデミックライティングを続けていこうと思います。ありがとうございました。