Hello from Canada!
Fruitful English 講師のYukoです。
シリーズでカナダについてのあれこれを現地よりお届けしています。
※前回の記事「【現地発！カナダについて教えます】West 対 East：巨大牛乳対決！」を見逃した方はまずこちらからどうぞ！
さて、寒くなりましたね～
風邪も流行ってきました。
よほどのことがない限り病院には行きません
我が家も早速息子が風邪をどこからかもらってきました。
でも風邪ぐらいでは病院には行きません！
なぜならどうせ行っても
「Tylenol を飲ませておいて」
で診察が終わってしまうから。
Tylenol というのは熱や痛みを抑える薬です。
とにかく Tylenol を飲んでおけば大丈夫
という風潮も無きにしも非ず・・・
診察まで何時間？何日？
よほどのことがない限り病院に行かないもう一つの理由は、
待ち時間
です。
診察も待たされますが、
検査や手術もかなり待たされます。
緊急度の低い人工股関節全置換術だと1年待ちはざらです。
癌検査ですら待ち時間が長いので、
手遅れになってしまうこともあるのだとか。
ファミリードクター制度とは？
カナダは family doctor 制です。
個人個人、あるいは家族ごとに family doctor がいます。
日本とは違い、勝手に専門医に会いに行けないので、
健康診断、外科、内科、耳鼻科、皮膚科、なんでも
まずは family doctor の診察を受けなければなりません。
family doctor が必要と判断したら、専門医にまわしてくれます。
なので、family doctor は常に予約でいっぱい。
中耳炎のようで、痛みと熱がでている。すぐに診てほしい。
→ 99.9％無理です。
「あなたの family doctorの空きは、1か月後ね」
となります。
中耳炎も自然治癒しているか、悪化しているか、です！
family doctorが無理なら
family doctor が無理なら、
walk-in clinicと呼ばれる
予約なしでも受け付けてくれるクリニックに行くか、
大病院の 救急外来（ER)に行きます。
どちらも常に激込みです。
ERは緊急度の早い患者さんが優先されますので、
14時間待たされることも。
待たされるのは覚悟の上なので、
友人は家を出る前に
映画をダウンロードして、
軽食＆飲み物を持参していました（笑）。
なぜカナダの医療待ち時間がこんなに長いのでしょう？
次回のブログをお楽しみに！
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カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。
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