Hello from Canada!
Fruitful English 講師のYukoです。
シリーズでカナダについてのあれこれを現地よりお届けしています。
※前回の記事「【現地発!カナダについて教えます】長ーい夏休みスタート!」を見逃した方は是非こちらもどうぞ!
7月1日は
7月1日はカナダのお誕生日
Canada Day
です。
カナダは1867年7月1日に連邦として自治を始めました。
それ以前はイギリスの植民地でした。
1867年といえば、日本では大政奉還が行われた年です。
日本もカナダも同じ年に大きな節目を迎えたんですね。
カナダデーは国民の祝日
建国記念日ですので、
7月1日の Canada Day は、国の祝日。
仕事も学校もお休みです。
Canada Dayの前、6月いっぱいで学校は夏休みに入りますので、
子供たちにとってはどっちみちお休みですけどね。
スーパーやショッピングモールなどもお休みになることが多いので、
Canada Day にカナダに旅行されるかたはお気を付けくださいね。
カフェやレストランは営業するところもあります。
各地でイベント
Canada Day には、各地でイベントが行われます。
野外ステージでコンサート、
パレード、
BBQ パーティ
などが行われます。
夜は花火!
陽が沈むのが遅いので、夜の10時近くから花火が上がります。
首都のオタワでは首相がスピーチを行ったり、
イギリスのロイヤルファミリーのメンバーがいらっしゃることも。
2024年はアン王女がニューファンドランド島にいらっしゃる予定でしたが、
お怪我をなさり、残念ながらキャンセルに。
なぜイギリスのロイヤルファミリーが?
元イギリスの植民地とはいえ、
なぜカナダの建国記念日にイギリスのロイヤルファミリーが?
と思われるかもしれませんね。
カナダの国家元首は、チャールズ国王です。
チャールズ国王は、King of Canada でいらっしゃいます。
なので、主要なイベントや歴史的節目には
はるばるロンドンからロイヤルファミリーがいらっしゃることがあります。
カナダ人みんなが祝うとはかぎらない
全国各地で Canada Day のお祝いがされますが、
ケベック州では Canada Day はそれほど盛り上がらないんです。
ケベック州はもともとフランス人が開拓したところで、
現在もフランス語圏です。
フランス系カナダ人にとっては
6月24日の州民の独自の文化を祝う祝日
Fête de la Saint-Jean-Baptiste(Saint-Jean-Baptiste Day) の方が大事。
7月1日の Canada Day は、ケベックでは
学校が終わったのと同時に引っ越す人が多いことから
「引越しの日」なんて呼ばれています。
カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。
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