Hello from Canada!
Fruitful English講師のYukoです。
ケベック州の学校や他州でもフランス語使用の学校は8月末に始まることもありますが、
カナダのほとんどの学校が9月第1週火曜日が新学年度の初日になります。
クラス発表は連休前の金曜日
9月の第1月曜日は Labour Day という祝日なので、
学校初日の直前の土日月は3連休です。
連休前の金曜日に学校から親宛てにメールが届きます。
「あなたのお子さん○○のクラスはXXで、先生はYYYです。」
個人情報にウルサイご時世ですから、クラスの名簿は公表されません。
「うちのこのクラスはXX、おたくは?」と親同士で情報交換。
子供たちも一喜一憂です。
初日はどこへ行けばいい?
連休があけて、迎えた初日。
知っているのは、クラスと先生の名前だけ。
校舎にはドアが複数あり、クラスごとに使用するドアが決まっていますが、
どこのドアかも知らされていません。
教室の場所がわかっていたとしてもどうせ始業時間まで校舎内には入れませんし、
「適当にウロウロして、先生をさがしてごらん」
と校門の中に子供たちを送り込みます。
4年生ぐらいまで登下校は保護者の付き添いが必要なので、
校門付近やフェンス沿いは、
「無事にお友達や先生を見つけたかな?」
と見守る保護者たちで大混雑です。
自分で先生を見つける
ようやく始業時間ギリギリに先生方がクラスが書かれたプラカードなどを持って、
校舎からぞろぞろとでてきますので、
子供たちは、自分で自分の先生を探します。
困るのは新入生や転校生ですよね。
困っている子や泣いている子には、アシスタントの先生などが声掛けしてくれます。
入学式も始業式もありません
幼稚園から大学まで、カナダには「入学式」というものはありません。
「始業式」もありません。
Assemblyと呼ばれる集会があることもあるようですが、
日本のように全校生徒が校庭や体育館に集まり、
式次第があり、校歌を歌い、という感じではないようです。
ゆるーくいつも通りに
さて、初日の朝に戻ります。
始業ベルがなっても、校庭はわちゃわちゃ。ごちゃごちゃ。
10分、15分経って、ようやくクラスごとにまとまり、
各クラスが校舎内に移動しはじめました。
日本のように「新学年度のはじまり」というピシッとした感じはありません。
初日だからといって特別なことも特になく、
ゆるーくいつも通りの時間割で初日が始まります。
カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。
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