寒い国では何を着る?

寒い国では何を着る?

Hello from Canada!

Fruitful English講師のYukoです。

3月に入り、そろそろ春物の登場でしょうか?

うらやましい~!

 

ひと月前のブログで

https://www.fruitfulenglish.com/blog2/yuko_24/

太平洋沿岸の南部を除けば、寒い時期は半年にも及ぶ、

とお話しましたが、

何を着たら快適に冬を乗り越えられるでしょうか?

 

そこそこ寒いとき

個人差もありますが、マイナス一桁まではまだまだ寒さも序の口

冬の寒さに慣れてくると、

「今日はー5℃だって。暖かいね。」なんて会話も!

 

マイナス一桁ぐらいですと、

東京の真冬を過ごすにぐらいの冬物でなんとかなります。

しかし、

この程度では「冬物」の本気度が甘いです!

 

本気レベル

マイナス二桁も珍しくないカナダの冬

ー17℃、体感気温ー25℃なんてことも!

こうなると東京の冬を過ごすような恰好ではさすがに寒すぎます。

いよいよ「本気レベル」の登場です。

注:ここで使っている「本気レベル」はあくまでも私個人の評価です(笑)。

 

昔なら毛皮が最強だったのかもしれませんが、

今はほとんどの人がしっかりとダウンが入っている厚めの上着を着たり、

スキージャケットのような防風・防水がばっちりのものを着ます。

 

本気のみきわめ

どれを選べば「本気レベル」なのか、写真だけではわからないですよね。

カナダのオンラインショッピングサイトでは、

<0℃から-10℃>

<-10℃から-25℃>

<-25℃以下>

といったTemperature Rating ごとに検索できるようになっていたり、

Light Down (=軽めのダウン)

Down

とカテゴリーが分かれていたりするので、便利です。

 

カナダ北部のほぼ北極圏のような場所でない限り、

<-10℃から-25℃>のカテゴリーに入っているものでしたら、

私は「本気レベル」と考えています。

 

フードがついているものも多いです。

フードの周りにフワフワの毛皮が付いてることが多いですが、

あれは決して「おしゃれだから」だけではないんです。

吹雪の日、顔に雪が直撃するのを少しでも防ぐという

大切な役割があるんですよ。

 

上着の下は?

セントラルヒーティングがどこにでもあるカナダ

屋内は21℃~22℃ほどに設定されており、

シャツ一枚でもOKなほど。

 

外はマイナス二桁でも、

本気レベルの上着を脱いだら

シャツ一枚という人も少なくありません。

 

日本でも人気のカナダ発祥のダウン

カナダ発祥のダウンジャケットのブランドがいくつか

日本にも進出していますね。

 

数年前、たまたま日本のあるドラマを観ていたら、

主人公が東京でカナダの某有名ブランドの分厚いダウンを着ていて、

「東京ではあたたかすぎるのでは?!」とびっくりしてしまいました。

 

あとから知ったことですが、

ちゃんと日本用にダウンの量やサイズを調整しているものもあるそうです。

 

そろそろ分厚いコートにもあきてきました。

青い芝生、芽吹く樹木を見られるのはいつでしょう?

毎年、もういいだろう、といそいそと冬物を片付づけてしまったあとに

寒さがぶり返すので、

今年は5月ぐらいまで片付けるのをがまんします。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。