九月とはいえ、まだまだ残暑が厳しいですね。みなさんこの夏はいかがお過ごしでしたか?私はお盆休みに実家に帰省したり、暑い中動物園に行ったりして、ひと夏を楽しみました。
夏といえば『サマーウォーズ』や『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督が、以前テレビで「人は暑い夏に人間的に成長するもんだ」という内容のことを言っていたんですね。
私もなぜか夏になると急に元気が出てしまうタイプなのですが、そんな時こそパワーのある映画や本をたくさん読んで、もっと人間的に成長できるようにしています。本屋さんで文庫のフェアをよくやっていますが、この時期にしっかりした哲学や知識を得ることを人は無意識のうちに望んでいるのかも知れませんね。
今回は自己成長するのが楽しくなるような映画『ナイトミュージアム』のレビューをお届けします。
『ナイトミュージアム』の感想 仕事の大変さと面白さの発見
ニューヨークにある博物館を舞台にした『ナイトミュージアム』をみたことがある人は多いと思いますが、本当にワクワクする映画ですよね。
こども時代にみておきたかったなと思うのですが、今見ても十分楽しめます。この映画の1番のポイントは、仕事をすることの大変さと面白さをテーマにしているところだと思いました。
いきなり夜な夜な暴れ出す博物館の展示物たちの相手をさせられることになり、初日は惨敗する主人公ラリー。
家に帰ったラリーは落ち込みながらも、すべての展示物たちの特徴や要求を整理して、次の日に備えるんです。
夜が来て出勤すると、初日に言われっぱなしだったラリーが、すべてクールにきりかえしていくんですよね。
仕事に奮闘しているうちに展示物たちとの絆が深まっていくストーリーで、本当に勇気をくれる映画です。
『ナイトミュージアム』をみた感想 主役のベン・スティラーがすごくかっこいい
今までベン・スティラーを映画で見ても、素通りというか、イマイチ心を掴まれなかったのですが、この映画のベン・スティラーはとてもかっこいいですね。
小柄な体型と、整った顔立ちの俳優さんで一見物静かそうなのですが、ナイトミュージアムのベン・スティラーはいい感じに吹っ切れています。
ラリーはああ言えばこう言うを常に意識している感じで、言われたことに対してポンポン意見を言っていく描写がコメディアンみたいでとても楽しいです。
変なダジャレみたいですが、テニスのラリーみたいに、いろんな人とテンポよく口論しているシーンが、映画全体をグッと力強いものにしてくれています。
『ナイトミュージアム』の印象的な英語例文
それでは『ナイトミュージアム』に出てくる印象的な英語例文をご紹介します。
That’s not the point. Come on!
そこじゃないでしょ。しっかりしてよ。
ラリーが自分の子供に自分の夢についてさとす時に使っている英語例文です。相手の話が的を得ていない時や、話がずれている時に、こっちに戻ってきて!と言う意味合いで使える便利な英語例文です。
Do you have issue with me?
ん?なんか問題ありますか?
ラリーがおサルの剥製と口論する時に使っている言葉です。
店員さんの機嫌が悪いときや、なぜかわからないけど相手が不機嫌そうな時にサクッと使うと自分が楽になれる英語例文です。
It’s so awesome that you’re working here.
それはすごいね。ここで働いているなんて。
元妻の再婚相手ニックがラリーにかけるセリフです。正直ニックは全然重要なキャラクターではないのですが、「It’s awesome.」って、相手を褒める時に使いやすい英語表現なので選んでみました。
親しい人を褒める場合は「You’re kidding」、「I’m proud of you」なども便利な英語表現です。
『ナイトミュージアム』はとても面白い映画です。仕事に悩んでいる方もそうでない方もぜひ観てみてください!
中学生の頃から英語が好きで、以来ずっと勉強してきました。英語を話す人たちの文化を学ぶことで、より深く英語学習ができると思っています。
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