皆さん、こんにちは!
「モノポリー」をご存じですか?
「モノポリー」は、1930年代のアメリカで誕生した、複数人で遊ぶことができるすごろく型のボードゲームです。経営やお金がテーマとなっているモノポリーは、その名のとおり各マスの不動産を独占(monopoly)して、勝者を決めるゲームです。
30以上もの言語に翻訳され、世界100か国以上で親しまれているモノポリーは、アメリカ発祥ということもあり、ルールや用語にあまり馴染みがないという方も多いかもしれません。この記事では、モノポリーについて英文と一緒にご紹介していきます。
「モノポリー」の基本ルールと英語表現
モノポリーは、サイコロを使ってプレイします。各プレイヤーは、自分の番に6面のサイコロを2個同時に振って、自分のコマを進めていきます。
例)The player throws a pair of dice to determine which square to advance to.
(プレイヤーはサイコロを投げて、進むマスを決めます。)
止まったマスが購入できる不動産などであり、かつそのマスがまだ誰にも購入されていない場合、止まったプレイヤーはお金を支払ってそのマスを購入することができます。
例)When a player lands on an unowned property, the player can buy the property.
(誰も所有していないマスに止まった時、プレイヤーはその不動産を購入することができます。)
止まったマスが別のプレイヤーに所有されている場合、止まったプレイヤーは不動産等を所有するプレイヤーに対してレンタル料を支払わなくてはいけません。このレンタル料はマスによって異なる他、マスに建設されている建物の数や種類によっても変わってきます。
例)The player has to pay rent to the player who owns the property.
(プレイヤーは、その不動産を所有するプレイヤーに対してレンタル料を支払わなければなりません。)
土地はエリアごとに8種類に色分けされており、これをカラーグループと呼びます。1つのカラーグループは、2つか3つの土地で構成されており、各カラーグループの土地を1人のプレイヤーが所有することで「独占」状態になります。ゲームの名前でもある「独占」が発生すると、そのプレイヤーは土地の上に建物を建設することができます。「独占」状態の土地や、建物のある土地では、他のプレイヤーが止まった時にやりとりされるレンタル料が高くなります。
例)When a player owns all the properties in a color group, the player can build houses or hotels in the spaces.
(プレイヤーがカラーグループの全ての土地を所有すると、そのマスに家やホテルを建てることができます。)
また、モノポリーの大きな特徴の1つとして、各プレイヤー間で自由に取引を行うことができる点が挙げられます。各プレイヤーは交渉によってお金や不動産を取引して、他のプレイヤーに対して有利にゲームを進めることを目指します。
例)A unique feature of Monopoly is that players can trade their money and properties with each other.
(モノポリーの特徴は、プレイヤー同士でお金や財産を取引できることです。)
このように、プレイヤーはサイコロで盤上を移動しながら土地の購入や取引、建設などを行い、レンタル料を収受していきます。この流れを繰り返していき、レンタル料の支払いができなくなるなどしてお金が無くなったプレイヤーはゲームから脱落します。最後の1人となったプレイヤーが勝者となります。
例)The last player who survives to the end without going bankrupt is the winner of the game.
(最後まで破産せずに生き残ったプレイヤーが、ゲームの勝者です。)
いかがでしたか?
今回はモノポリーの基礎的なルールや、英語での表現をご紹介しました。
大学で法律を学び、卒業後は会社員として勤務。経理・総務・内部監査などを経験。英語の必要性を感じ、数年前から独学で勉強中。
TOEIC950越え、翻訳検定2級を有する他、宅建・海事代理士・FPなども持つ資格試験好き。現在は通訳案内士試験に挑戦中。
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