今回はSNSやメールに使える英語のあいさつの中でも、特にクリスマスやお正月に便利な表現をご紹介します。
具体的な表現や例文と合わせてご紹介しますので、間近に迫ったクリスマスやお正月に向けて、ぜひ再確認してみてください。
英語のあいさつ「クリスマス」
まず一番に思いつくのが「Merry Christmas」です。英語というより、日本語として定着していると言っても過言ではないでしょう。
例)Merry Christmas!
(メリークリスマス!)
単語の「merry」には、日本語で「陽気な」や「笑い楽しむ」に加え「お祭り気分の」といった意味があります。クリスマスのイメージが強いこの単語は「merry party」で「楽しいパーティー」、「merry person」で「陽気な人」など、クリスマス以外でも便利な表現に使えます。
また「Christmas」については省略した形として「Xmas」「X-mas」「X’mas」などでの表記も可能です。
どれが正しいか・どれを用いるべきかについては宗教的観点・語学的観点などから様々な議論があります。
日本国内で使用する場合には、いずれも許容されますが、キリスト教を信仰する方に配慮したいのであれば「Christmas」と表記して、略さないのが無難です。
また昨今では、クリスマスの挨拶として「Happy Holidays」が用いられることも増えています。
「Happy Holidays」はキリスト教以外の宗教を信仰する方に対して、問題なく使用できる言葉として存在感が高まっています。
この場合の「Holidays」は複数形となることに注意が必要です。
クリスマスのあいさつは、日本では12月24日のクリスマスイブや、パーティーのシーンなど、限定的に使用されますが、英語圏では12月上旬から一般的なあいさつとして使用できます。
英語のあいさつ「お正月」
お正月のあいさつとしてお馴染みなのは「Happy New Year」です。新しい年の数字と合わせて表現することもできます。
例)Happy New Year 2022!
(2022年、あけましておめでとう!)
日本語の「あけましておめでとう」は、新しい年を迎えてからもしばらくの間、使える表現ですが、英語の「Happy New Year」は少し性質が異なります。
英語の「Happy New Year」は年末に人と会った時や、カウントダウンで年が変わった瞬間などにぴったりのあいさつです。
その一方、年が明けてからはじめて会った方に対して、あいさつとして使うにはあまり適していません。
日本語の「今年もよろしくお願いします」の感覚で、あいさつをしたい場合には
例)I’m looking forward to working with you this year.
(今年もよろしくお願いいたします。)
などの表現が適切です。
今回は英語でのあいさつについて、特にクリスマスやお正月に適した表現をご紹介しました。
これからのシーズン、あいさつの場面などで参考にしてみてください。
大学で法律を学び、卒業後は会社員として勤務。経理・総務・内部監査などを経験。英語の必要性を感じ、数年前から独学で勉強中。
TOEIC950越え、翻訳検定2級を有する他、宅建・海事代理士・FPなども持つ資格試験好き。現在は通訳案内士試験に挑戦中。
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