【海外文化を知ろう!イタリアからお届け】イタリア語の表現「元日にXXXをする人は...」

【海外文化を知ろう!イタリアからお届け】イタリア語の表現「元日にXXXをする人は...」

Ciao a tutti! (Hi everyone!)イタリア在住のロベルトです。

2023年も残りわずかですね。

今回のブログでは個人的な日本とイタリアの大晦日について書いていきます。
(イタリアの一般的な大晦日については去年ブログに書きましたのでこちらも併せて読んでみてくださいね!https://www.fruitfulenglish.com/blog2/roberto-31/

 

私の大晦日(日本)

12年以上日本に住んでいましたが、大晦日と言えば、テレビで格闘技を見ながら、お魚の姿焼き(塩焼き?)やお蕎麦を食べて、その後でお寺で破魔矢を返して新しい破魔矢をもらい、新しい年を静かに迎えるという、とても落ち着いていて好きな時間でした。

雪国(妻の実家)で年末を過ごしたこともあります。

雪の中で過ごす大晦日は大人になってからは初めてで、しかも妻の実家はとても田舎にあるので星が見事で思い出深い大晦日でした。

この時期になると、日本で過ごした年末を懐かしく思い出します。

 

私の大晦日(イタリア)

去年のブログに書いた通り、一般的に大晦日の夜は友達と過ごす人が多いですが、私の場合は祖母がとても高齢なので、日本からイタリアに戻ってきてからは、家族と大晦日を過ごしています。

大晦日の夜に何をするかというと、おしゃべりをしながら、お肉系のソースのパスタやソーセージと豆の煮込み(cotechino e lenticchie)を食べて、テレビ番組(毎年同じ歌番組)に合わせてカウントダウンをしてシャンパンを開け、花火や爆竹の爆音の中で新年を迎えます。

実家の周辺ですと爆音が続くのは30分くらいかな。朝までちょこちょこ花火の音は続きます。

イタリアにはイタリアの楽しさがありますけれど、イタリアに戻ってきてから7年が経ちますから、そろそろ日本風の静かな大晦日が恋しいですね。

 

1年の始まりを大事にしよう!

Chi fa XXX a Capodanno fa XXX tutto l’anno.
(元日にXXXをする人は、1年中XXXをする)

上記のイタリア語の表現は、よくイタリアで言われる言い回しで、年の初めに好きなことをすれば、その年はずっと好きなことをすることができるし、元旦から悪いことをしていると、一年中悪いことに関わる生活になるということを表しています。

だから、みんなも1月1日は自分の好きなこと、楽しいことをしましょうね。英語の勉強も(イタリア語の勉強も!)ちょっとだけでもしておこう!

 

ではみなさん良いお年を!Buon anno!!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

イタリア在住。3言語の通訳・翻訳家。最近は特に、十数年住んだ日本が懐かしくてたまりません。