こんにちは、イタリア在住のロベルトです。
残念ながら、イタリアはEUの中でもイングリッシュスピーカーの割合が最下位レベル。これは、むかしイタリアでフランス語を第2言語としてとる人が多かったことに関係しているでしょう。
それに、イタリアの教育が理論重視で実践向きではないため、英語を知っているのに話すことにシャイな人も少なくないと思います。
しかし、いまは英語の重要性に皆が気付いているので、小学1年生から英語の授業があります!我が家の息子は小学2年生。週に2時間英語の授業を受けています。
日本語が一番大事、でも英語にも触れてほしい(半端でOK!)
日本では、小学校での英語必修に反対の意見も多いと聞きます。まずは日本語をしっかり学ぶべきというのが反対理由のようですね。早くから学ばせても身につかない、教科が増えて負担になる、必修にする意味がないという意見も見ました。
確かに母国語は非常に大事です。母国語がちゃんとしていなければ、第2言語が中途半端になるに決まってます。
しかし、私は早い段階で英語(外国語)に触れる機会をもつことに賛成です!
きちんと覚える必要はないし、文法なんかは要りません。半端でも大丈夫!母国語が第一ですから、上達しなくても心配いりません。
でも、子どもの言語習得スキルってすごいんです!なので、その時期を逃してしまうのは本当にもったいない!
そう強く思うのは我が家での経験もあります。
子どもの言語習得スキルは驚異的!
十数年住んだ日本からイタリアに移り住んだ時、我が家の息子のイタリア語はほぼゼロ。イタリアに戻っても妻とは日本語で話していたし、タイミングが悪く幼稚園は空きがなくて通えませんでした。
それでも、息子のイタリア語の習得の速さは驚きでした!まさにスポンジ。
早くから触れることは大事ですね。間違いなく「センス」「感覚」が身につきます。
子どもの頭の中に英語の住む場所がほんの少しでもできたら、「言語との接し方」が一生変わってくるでしょう。
中学生もまだまだ若い!でも言語の習得という観点から見ると、特に学校の授業だけだとどうしても大人の学び方になってしまいますね。
楽しみながら英語に慣れる!
まずは楽しみながら英語に触れるのが大事。
我が家の息子は、数学(算数)が好きなので、自分で探し出したイギリスの教育アニメをYoutubeで見ています。
数学を学びながら、ついでに英語を習得するという一石二鳥スタイル!
そのうち、母国語がイタリア語で、第2言語が英語、日本語は最後...になるのではないかと妻は少々焦り気味ですが。
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イタリア在住。3言語の通訳・翻訳家。最近は特に、十数年住んだ日本が懐かしくてたまりません。
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