【現地発!フランス生活綴り】カルチャーショック!フランス人とパスタ。

こんにちは!

フランス在住の講師のRinaです。
私はメール交換しているみなさんとよくその日の料理の話をするのですが、先日「Rina先生のうちの食卓ではパスタが出てくる日が多いですね!フランス人の家庭は一般的にそうなんですか?」と聞かれました。
私は実家がイタリア料理店で、米ではなくパスタで育った人です。
家族もパスタが好きなので、イタリア人並みにパスタを食べます。
フランス人はパンばかり食べてるイメージがあるかもしれないですが、実際はお米やパスタもよく食べます。
でも、食べ方はちょっと違います。

びっくり!?フランス人のパスタの食べ方

ソースとあえて提供するのがイタリア流ですが、フランスではパスタは基本的にサイドディッシュの位置づけです。
なので、よくメインの肉料理に野菜とパスタが一緒に乗ってきます。
そのパスタはバターやチーズをからめただけです。
こんなふうに、白いスパゲッティが乗ってきたときはびっくりしました。
さらに、ナイフで2センチくらいにめった切りにして食べるフランス人たちを見て、さらに驚きました。
日本人のように、スプーンの上でフォークをくるくるさせて巻きつけて食べる、なんてことをしたら、逆に驚かれてしまいます。
見るのにはなれましたが、今でもこの食べ方には抵抗があります。
ところで、こちらにきて一つ気づいたことがあります。

知っていますか?パスタの種類

日本では、ショートパスタのことを一般的に「マカロニ」といいますよね。
でも、「マカロニ」macaroniは5cmくらいの細いパイプ型のパスタのことを指します。
日本でもよくあるクルクルしたのは「フジッリ」fusilliといいます。
スパゲッティも、太さによって名前が違って、細いやつは「スパゲッティーニ」spaghettini
そうめんのように細いのは「カッペリーニ」cappelliniといいます。
欧米のレストランのメニューではこれらの名前が普通に出てくるので、覚えておくと役立ちますよ。
日本でもイタリア料理店のメニューには出てきますね。
パスタと言えばイタリアですが、フランス生まれの、フランス人がしょっちゅう食べるパスタがあるんです。
これは「コキエット」coqiilletteといいます。
大きさは1cmくらいで、スプーンでも食べられるので赤ちゃんも食べます。
上の写真のようにメインの付け合わせにもなるし、ソースと絡めてもいいし、パスタサラダにも使われます。

 

国によって違う、パスタの好みと食べ方

日本に住んでいたとき、私の旦那はフランスではどこでも買えるこのパスタが日本ではどこにもない、と嘆いていました。
彼はこのパスタとツナ、茹で卵、オリーブなどを混ぜたサラダが大好きなのです。
ある日、日本風のスパゲッティサラダを作ってみたら、フランス人はショートパスタはなんでもサラダに使うけど、スパゲッティをサラダにする人はいないと言われてしまいました。
でも、フランス人のようにごはんをサラダにする人は、日本には少ないですよね。
国によってごはんもパスタも食べ方がこのように全然違って、おもしろいですね!!

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様々な国に滞在した経験があり、「伝わる英語」が何であるかをしっかりと理解しているRina先生。きめの細かい添削でありながら、モチベーションもしっかりと上げてくれる添削が大変人気で、生徒様から高い評価を受けている講師です。 座右の銘は"If you can imagine it, you can achieve it. If you can dream it, you can become it."