こんにちは!
講師のRinaです。
先日、結婚記念日のお祝いで、リヨンにあるとあるミシュラン星付きのレストランで本格フルコースをいただいたラッキーワイフです。
地元のカジュアルレストランにはたまに行くのですが、フォークもナイフもスプーンも両側に何本もあるセッティングというのは久しぶりで感激しました。
そのときにふと、
「なんでそもそもタイヤの会社のミシュランが、このミシュランガイドの格付けを始めたんだ?」
と疑問に思いました。
ミシュランの本社はクレルモン=フェランという都市にあって、私の家からもそれほど遠くないのですが、地元民の旦那も知らないとのことで、いろいろ調べてみました。
みなさんも知らないでしょう?
ミシュランとは?その歴史
せっかくなので、みなさんにもシェアしますね!
(ちなみにミシュラン本社ってこんなところです。)
ミシュランガイドの誕生は、 パリ万国博覧会が開催された1900年。
この頃にフランスではドライブの文化が始まり、みんなが安全で楽しいドライブができるように誕生。
でもその頃のミシュランガイドは、レストランだけでなく、自動車修理工場、ガソリンスタンド、ホテルなどの紹介や市街地図がメインで、無料で配布されていたそうです。
販売されるようになったのは 1920年で、 評判の高い料理を提供するホテルに星をつけるシステムがスタートしたのは1926年。
ミシュランの社員たちが調査員として、匿名でレストランやホテルを訪ねるようになったのもこの頃なんだそうです。
そして、どんな人でも快適に過ごせるような場所の情報を提供するというのを今も目的としているんだとか。
(私の想像の中では、こんなおじさん・・・)
ミシュランとは?世界中にいるミシュラン調査員
当時は普通の社員が調査員をしていたようですが、調べたところによると、今は専門のミシュラン調査員が世界に100人ほどいるそうです。
仕事は毎日レストランでおいしい食事をいただくことってうらやましいですね・・・。
彼らは公正な評価と審査をするために、その正体は絶対に明かさず、世界のレストランを訪れています。
ちなみに、ミシュラン審査員になる最低条件は、胃が丈夫、外見で誰かバレない、英語堪能、なんだそうです。
もちろんそれだけじゃなく、ホテルスクールなどを出ていてサービス業のビジネスに精通しており、就業経験もたっぷりある人たちです。
彼らは予約をするときも仮名を使うので、ミシュラン調査員だとは絶対に分からないようになっています。
パートナーなどと来店する可能性もあるので、本当にわからないらしいです。
レストランにとってこのミシュランの星の意味はものすごく大きいので、どんな時でもベストな料理をお出しして、ベストな接客を心がけなければならず、かなりのプレッシャーだろうなあと思いました。
ミシュランについて、いかがでしたか?
ミシュランガイドは今は日本にもありますね。
みなさんもぜひ今度、 Michellin-starred restaurant (ミシュラン星付きレストラン) に行ってみてくださいね!
様々な国に滞在した経験があり、「伝わる英語」が何であるかをしっかりと理解しているRina先生。きめの細かい添削でありながら、モチベーションもしっかりと上げてくれる添削が大変人気で、生徒様から高い評価を受けている講師です。
座右の銘は”If you can imagine it, you can achieve it. If you can dream it, you can become it.”
※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。
コメントする