こんにちは!
フランス在住講師のRinaです。
6月といえば、日本は梅雨の時期ですね。
フランスには梅雨はないのですが、とにかく5月から6月はじめにかけては雨が多いです。
今日の夜ご飯は、、、
雨が降ると、どこからともなくカタツムリたちがやってきて、家の壁や窓がカタツムリだらけになります。
最近虫かごをゲットした5歳の末っ子が、数日前、その中に20匹くらいのカタツムリを詰めて私のところに持ってきました。
「見て、こんなにとれたよ!今日の夜ご飯はこれにしよう!」
私は思わず大爆笑。
娘はブルゴーニュバターを詰めてオーブンで焼いたエスカルゴが大好物。
(ちなみにescargotはフランス語で「カタツムリ」。英語だとsnailですね。)
外で集めたカタツムリをそのまま同じように料理して食べられると思ってしまったんです。
でも、残念ながら、食用ではありません。色々な細菌を持った可能性があるので、食べるのは危険なんだそう。
食用エスカルゴとは?
じゃあ、食用のエスカルゴって何なの?と思いませんか?
実はこの間機会があって、はじめて食用エスカルゴの養殖所に行きました。
普通の畑のようなところに、たくさんの板が△のトンネルのように組み立てられてあって、そこでびっくりするほどたくさんのエスカルゴが育っていました。
食用エスカルゴは主に3種類あって、フランスで食べられているのは、Escargot du Bourgogneといいます。殻は肌色っぽく大きいものは5センチくらいあります。
家畜はおいしい肉になるように特別な餌を食べさせられていたりしますが、エスカルゴも同じ。
食用エスカルゴにあげる草類は、5種類以上と決められていて、その畑に植えられた様々な葉っぱを食べています。
さらに、カルシウムを混ぜた穀物の粉も食べているんだそう。それによって、しっかりした殻になります。
エスカルゴはノロノロした動きではありますが、毎日しっかり歩いているので、居住密度にも制限があるそうですよ。
エスカルゴはフランスでは高級食材のひとつです。レストランでオーブン焼きを注文すると、1皿に8個くらいのって、10ユーロくらいします。
ただのカタツムリならそこら中にいるので、安いイメージですが、そうじゃないんです。でも、繁殖は難しく、手をかけて育てられているので、納得です。
カエルも食べるフランス
そうそう、フランスではカエルも食べる、というのは有名ですよね!
特に私が住む地域は、食用ガエルの養殖で有名です。
この食用ガエルも特別な種類のみで、エスカルゴと同様に養殖場で特別なものを食べて育っているので、高級なんですよ!
私は正直、生きているカタツムリもカエルも気持ち悪くて触れません!
でもなぜか、料理になったこれらは食べられます。生きている姿を想像せず、心を無にして食べるのがおいしく食べるポイントです。
一部の養殖所では、見学と試食ツアーを開催しているので、機会があれば行ってみてください!
ニックネームにも!
ところで、カタツムリといえば、ノロノロ歩くところが特徴ですよね。
フランスでは、行動が遅い人のことやのらくら者のことをescargotと呼んでバカにします。
私の義理の父も、マイペースでのんびりした人なので、ニックネームは George Escargotです。笑
英語でも、同様に、そんな人のことをsnailというんですよ!
それから、普通郵便のことは、a snail mailといますが、到着するのに数日かかるからですね。
ではまた!
※
様々な国に滞在した経験があり、「伝わる英語」が何であるかをしっかりと理解しているRina先生。きめの細かい添削でありながら、モチベーションもしっかりと上げてくれる添削が大変人気で、生徒様から高い評価を受けている講師です。
座右の銘は”If you can imagine it, you can achieve it. If you can dream it, you can become it.”
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