フランスでは毎日がバレンタインデー!?日本人とフランス人の愛情表現の違い

こんにちは!フランス在住講師のRinaです。

フランスといえば愛の国!

というイメージがありますよね。

よく「Rina先生は旦那さんがフランス人だから、ロマンチックなバレンタインを過ごすんでしょう?!」と聞かれるのですが、実はそんなことないんです。

フランスでは、バレンタインデーはそんなに大きなイベントじゃないんですよ!

Mardi Gras(マルディ・グラ)とは?

2月のこの時期には、Mardi Gras(マルディ・グラ)というカトリックのお祭りがあり、今年は2/13日にあたります。

フランス語の「Mardi(火曜日)」+「gras(太った)」の意味で、英語では「Fat Tuesday(肥沃な火曜日)」とも呼ばれます。

この日は盛大な謝肉祭(カーニバル)が行われ、子供たちは仮装して学校へ。
家ではクレープパーティーをしたり、ドーナツやべニエという揚げ菓子などを食べまくります。ダイエット中でも、みんなこの日はチートデーといって楽しみます。

このイベントがあるために、スーパーやショッピングモールなどに行っても、バレンタインではなくマルディグラコーナーだらけ!たくさんのコスチューム、お菓子の材料のコーナーが目立っています。

フランスでは毎日がバレンタインデー

バレンタインが盛り上がらないのは、フランス人は日頃から愛情表現をしているからでもあります。

旦那曰く、フランスでは毎日がバレンタインデー。

日本人はシャイで愛情表現が苦手だから、こういう日を盛り上げておかないと、愛を伝えられないんだよ、と。

たしかにそうかもしれません。

のろけてすみませんが(笑)、結婚して10年たった今でも、旦那には起きてから寝るまで愛を注がれます。

朝起きたら Je t’amie、夜寝る前もJe t’aime。きれい、かわいい、すてき、というように知っている日本語の単語まで並べて褒めてくれます。たまにちょっとうざいけど、嬉しいです。

そんな愛情表現豊かな彼は、そっけない私によくフラストレーションがたまるそうです。

愛情表現の文化の違い!

でも私は特にそっけないのではなく、日本人らしい愛情表現をしているだけです。

毎日愛を込めてごはんを作り、愛妻弁当まで作り、丁寧にアイロンがけもしてあげてるのですが、それが私の愛情表現だと何度言ってもわかってくれません。

以前こんな話をしました。

「古いけど、日本人男性は昔プロポーズに、『 私に毎朝お味噌汁を作ってください。』なんて言ってたんだよ。つまり料理を作ってあげることは日本では大きな愛情表現!」

そしたら旦那は、

「フランスだったら、毎朝コーヒー淹れてくださいっていうこと?そんなことは誰もプロポーズじゃ言わないし、それだけじゃ満足しないよ!日本人男性は欲求不満にならないのか心配だ・・・。」

と返ってきました。

この価値観のギャップを埋めるのはむずかしそうですが、いつかJe t’aimeという数を減らして、その分家事をして愛を表現してくれる日が来るといいなと思います。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

様々な国に滞在した経験があり、「伝わる英語」が何であるかをしっかりと理解しているRina先生。きめの細かい添削でありながら、モチベーションもしっかりと上げてくれる添削が大変人気で、生徒様から高い評価を受けている講師です。 座右の銘は"If you can imagine it, you can achieve it. If you can dream it, you can become it."