フランスの子供たちのバカンスの過ごし方

こんにちは!
フランス在住の講師のRinaです。

フランスといえばバカンス。
この国、本当にバカンスが多いんです!

フランスは学校の休みが多い!

7月と8月は2週間の夏休み。
10月、12月、2月、4月にそれぞれ2週間の休み。
それに加えて、春には3連休や4連休がいくつかあります。

休みがいっぱいで子供はいいですが、
大人は同じようには休めません。

うちの旦那の場合は、夏に1か月、あとクリスマスと春に1週間~10日間の長期休暇を取ります。
(有給は100パーセント消化!)

親が働いていて子供が休みの時、みんなどうしてるんですか?
という質問をしょっちゅう聞かれるので、
今日は多くの子供が行くColonie de vacancesについて書きたいと思います。

Colonie de vacancesとは?

Colonie de vacancesは、英語でいうサマーキャンプです。
と言っても、夏にしかないわけじゃなく、バカンス期間のたびにあります。
キャンプといっても、必ずしもテントに泊まるわけではなく、とある学校の寮や一般的な宿泊施設で行われることが多いです。
期間は1週間が一番多いですが、2週間、3週間のプログラムもあります。

実はうちの子供たち2人が、今イースター休暇中の1週間、とあるプログラムに参加しています。
フランス中部のド田舎で、パリ、リヨン、トゥールーズの3か所から集まってきた80人の子供たちとのステイです。
スタッフはだいたい10人くらいいて、一部は大学生の若者です。
滞在中は、水泳、乗馬、ハイキング、宝探し、キャンプファイヤー、仮装大会などなど、とにかくもりだくさん!
楽しくないわけがありません。

参加できる年齢は4歳からです。
日本では4歳の子供を1週間のプログラムに入れるなんていうことはほとんどしないのではないかな、と思います。
フランス人の子供たちは日本人の子供より自立しているので、出発のときに寂しくて泣くような子は一人もいなくて、ちょっとびっくりでした。
この年齢でも、自分で毎日洋服を選んで着たり、食事の準備や後片付けもやります。
私も、4歳の次女には、このあたりをきちんとできるようになってきてほしいと期待しています。

長いプログラムなので、費用が高そう、と思うかもしれませんが、リヨンと現地往復のバス、6泊の宿泊費、1日3食の食事、その他もろもろ入れて、1人400ユーロ程度です。
長期になればなるほど、割安になります。
シッターさんを雇うより安いといって、バカンスのたびに子供をキャンプに送り入む親もいます。

サマーキャンプに参加してみました!

私は今回子供たちを初めて参加させました。
一番下の子供も、おじいちゃんおばあちゃんのところに送り込みました。
1週間も子供たちがいないなんて、すごく変な感じがするし、ちょっと寂しくもあるのですが、子供がいない生活もたまにはいいものです。
旦那さんと2人だけで1週間過ごすなんて、この8年で初めて!!
といっても、彼も私も朝から晩まで仕事をしているので、たいしたことはできないのですが、それでもちょっと新婚時に戻った気分でうれしいです。
夜2人でレストランやバーに行くなんて、普段はできませんから。

日本だと、子供が休みの時は親のどちらかが有給をとって面倒を見る、ということも多いと思います。
子供をキャンプに送り出して、自分の仕事、生活を維持するというフランス人の考え方はいいな!と思ったのでした。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

様々な国に滞在した経験があり、「伝わる英語」が何であるかをしっかりと理解しているRina先生。きめの細かい添削でありながら、モチベーションもしっかりと上げてくれる添削が大変人気で、生徒様から高い評価を受けている講師です。 座右の銘は"If you can imagine it, you can achieve it. If you can dream it, you can become it."