こんにちは!
講師のRinaです。
思えばコロナウイルスが流行し始めて、もう一年が経ちますね。
この一年で私たちの生活のスタイルが大きく変わりました。
不要不急の外出をしない日々にはもう慣れましたが、子どもたちの送迎と食料品の買い出しだけは、どうしても欠かすことができません。
フルーツフルイングリッシュの皆さんの日記の添削をしていると、ネットスーパー、宅配サービス、テイクアウトを活用している人がどんどん増えているのが分かります。
皆さんからも、「Rina先生はコロナ禍のフランスでショッピングはどんなふうにしているんですか?」
とよく聞かれるので、今回はこちらのショッピング事情を少しレポートしたいと思います。
コロナ禍のフランスでショッピング
まず、生活に最も欠かせない食料品の買い物@スーパーマーケット。
実はフランスには何年も前から、Driveと呼ばれるサービスがあります。
簡単に言うと、スーパーのドライブスルー版です。
普通のスーパーの横に、このDrive専用のコーナーがあるんです。
ウェブサイトまたはモバイルアプリから欲しいものを注文し、ピックアップの日時を指定してお金もオンラインで支払います。
そして、指定した日時にそのピックアップポイントに行って、自分のバーコードを機械でスキャンさせます。
すると、係員の人が出てきて、車のトランクを開けて中に入れてくれます。
自分は車から降りる必要がなく、滞在時間は5分ほど。
しかも、日時は当日もOKで、朝8時くらいから夜20時くらいまで指定できます。冷凍食品も買えるし、値段も店頭で買うのと同じ。
品揃えも同じ。手数料ゼロ。
そんなわけで、このサービスを使う人がすごく多いです。
一応デリバリーのサービスもあるのですが、車がない人や高齢者が主な利用者で、ほとんどの人がこのDriveを利用しています。
私は精肉鮮魚なんかは自分の目で見て選びたいので、それらを買いに店内にも行きますが、店内での買い物のしかたも、去年大きく変化がありました。
店の入り口でバーコードをスキャンするマシンを持って自分でスキャンするか、アプリを利用して、自分のスマホでスキャンします。
全部買い物が終わったら、マシンまたはスマホ上でチェックアウトして、表示されるバーコードを、駅の改札と同じようなところにピッとします。
すると、ゲートが開いて、ショッピング終了!
犯罪の多いフランスで、こんな顧客を信用しすぎなシステムを導入していいのかと不安になりますが、このシステムは店員と一切接触することがないので、本当に安心で快適な買い物スタイルです。
アメリカのAmazon Goは、スマホを持って入店し、商品を持ち出すだけで勝手に精算されるようですが、きっとフランスでも近々そういうシステムが普通になるんじゃないかなと思います。
本当にすごい世の中です・・・。
Click & Collectと呼ばれるサービス
スーパー以外の普通のお店では、Click & Collectと呼ばれるサービスが周流になってきました。
(なぜか英語名のサービス・・・最近フランスでは英語を使った名前が多くなってきました。オシャレに聞こえるみたいです。)
そのサービス名そのままの内容ですが、オンラインのショッピングサイトでオーダーして、お店に行って受け取る、というスタイルです。
これらのサービスのおかげで、大きなお店でも、簡単に検索して買えるので、無駄に店内を歩いて人と接触することがないし、時間も労力もセーブできるので、忙しい私には大助かりです。
フランスでは2020年11月から現在も飲食店がすべて閉店しており、この状況はまだしばらく続きそうですが、これらをはじめとした便利なサービスのおかげで、なんとかやっています!
皆さんも、色々なサービスを利用し、工夫して生活をしていると思います。
なにか目新しいサービスや、紹介したい工夫などあったら、ぜひ日記やメール添削で教えてくださいね。
ではまた~!
様々な国に滞在した経験があり、「伝わる英語」が何であるかをしっかりと理解しているRina先生。きめの細かい添削でありながら、モチベーションもしっかりと上げてくれる添削が大変人気で、生徒様から高い評価を受けている講師です。
座右の銘は”If you can imagine it, you can achieve it. If you can dream it, you can become it.”
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