【海外文化を知ろう!フランス編】最近のフランスの自転車事情~修理に補助金?!

【海外文化を知ろう!フランス編】最近のフランスの自転車事情~修理に補助金?!

こんにちは!フランス在住の講師のRinaです。

今日は最近のフランスの自転車事情についてお話したいと思います。

フランスでは、コロナウイルスが流行する前から、環境保全の一環として自転車通勤・通学が進められていたんですが、最近になってそれがさらに強まり、自転車レーンもどんどん整備が進んでいるし、電車やバスを利用して通勤・通学していた人たちが自転車を利用するようになってきました。
フランスの都市の大通りにはたいてい自転車専用レーンがあるので、日本のように歩道と道路の間でのろのろ運転せずに移動でき、すごくスムーズなんです。

多くの人が乗っているのは、日本のママチャリタイプではなく、本格的なマウンテンバイク。
スーツを着ている通勤者も、買い物にいく主婦も、ヘルメットをかぶり、工事現場の人みたいな蛍光イエローの安全ベストを着て乗っています。
バイク並みのスピードで、車を超す勢いで乗っている人も多くいます。
自転車に乗るのは免許が必要なくても、フランスで安全に自転車にのるためには、ある程度のスキルが必要であるような気がします。

4月下旬に、フランス政府が2000万ユーロ(約23億4000万円)規模の、新たな自転車利用促進策を発表しました。
フランス国民全員対象で、この機会に家で眠っている自転車を使おうとしている人に、タイヤやブレーキ交換などの修理費を50ユーロまで補助するということでした。
パリ地域では、成人を対象に、電動自転車を購入するとその購入価格の最大50パーセント(500~600ユーロ、約6万~7万円)の給付金を提供。
他にも、安全に乗車するための講習、簡単なメンテナンス方法に関する講習なども、各地域で無料開講。
さすがフランス政府、こういう非常時の対策がものすごくはやいし、内容が徹底しています!!

ド田舎のちょっと小高いところに住んでいる私たちは、自転車移動に切り替える予定はないのですが、「もらえるものはもらっておかなければ!」と思い、最近眠っている自転車2台を修理してもらいました。
ブレーキを調節してもらい、古いタイヤはブリジストンの新タイヤに交換してもらい、数ユーロの税金だけ払っていつでも乗れる状態に!

早速乗ってみようと思ったんですが、ママチャリしか乗ったことがない私・・・バランスが取れない!!汗
手とお尻が同じ高さにあるのが変な感じです。
サドルが細くてお尻が痛い!
今、Tours de France(ツールドフランス)が開催中で毎日見ていますが、毎日4時間も自転車に乗る彼ら、どうやって耐えているのか、ますます謎です。

ところでこのうちの自転車、旦那が独身の頃に購入したブランド物の自転車で、1台1000ユーロ以上するものなんだとか・・・。
「タダの自転車にそんなにかけるなんて!!」
と言ったら、フランスでは自転車にみんなお金をかけるとのこと。
旦那の夢は家族全員でマウンテンバイクにそれぞれ乗って、休日にサイクリングを楽しむことだそうです。
アルプスの山で、スキー用のリフトに自転車かついで乗って、自転車に乗って下るというのをしたいそうです。
「マウンテンバイク」はそもそもそのために作られたものですもんね・・・楽しそうといえば楽しそうですが、自分ができる気がしません。

日本にいる生徒さんたちからも、「自転車に乗り始めた!」という声を最近ちらほら聞いています。
日本ではフランスやほかのヨーロッパ諸国ほどスポーツとしての認識は低いと思いますが、こちらに旅行に来ることがあれば、現地で自転車をレンタルして街を回ったり、田舎道を走ったりするのも楽しんでみてくださいね!

 

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様々な国に滞在した経験があり、「伝わる英語」が何であるかをしっかりと理解しているRina先生。きめの細かい添削でありながら、モチベーションもしっかりと上げてくれる添削が大変人気で、生徒様から高い評価を受けている講師です。 座右の銘は"If you can imagine it, you can achieve it. If you can dream it, you can become it."