海外ホテルで朝食を楽しもう!色々な卵料理を英語で言える?

こんにちは!講師のRinaです。

皆さんの旅行中に滞在するホテルでの一番の楽しみは何ですか?
私はやっぱり朝ごはんです!

ホテルを選ぶ基準は色々あると思いますが、私が一番重視するのは何といっても朝食です。

普段家では朝は忙しいので、シンプルにコーヒーとハムやチーズをのせたトーストなどを適当に食べている私ですが、
旅行先では朝から豪華な朝食を優雅に時間をかけて楽しみたいと思ってしまいます。
なので、朝食はContinental Breakfastではなく、ビュッフェ形式のAmerican Breakfastを提供するところを選びます。

 

Continental BreakfastとAmerican Breakfast;2つの朝食スタイルの違いとは?

ちなみにこの2つの朝食スタイルの違いはご存知でしょうか?

Continental Breakfastは「大陸の朝食」、つまりヨーロッパ大陸風の朝食。

コーヒー、紅茶などの飲み物と、バターやジャムを添えたパンを中心とする簡単な内容で、火を通した温かい料理はつきません。
昔のヨーロッパの貴族たちは、前の晩ざんざん飲み食いして、朝起きるのが遅くなり、昼食まで食べないのも何だからと、軽い朝食をとって済ませたというのがはじまりだとか。
ヨーロッパでは昼食がメインでボリュームのある食事をとるので、朝は軽く済ませるのも納得です。

American Breakfastはアメリカの朝食という意味ではありません。

アメリカは移民の国なので、様々な形態の朝食があります。
各国からの移民が持ち込んだ沢山の朝食メニューが一緒になったスタイルと言っていいでしょう。
Continental Breakfastに、卵料理やソーセージ、ハム、ベーコン、温野菜、オートミールなど火を通した温かい料理が並びます。

それから、English Breakfastも有名ですね。
これはAmerican Breakfastと似ていますが、ベイクドビーンズ、焼いたトマトやマッシュルーム、あとイングリッシュマフィンが必ずあります。

ホテルによっては、この3種類の朝食タイプから選択する場合もあるので、覚えておくといいでしょう!

色々な卵料理の英語表現。自分の好みの卵料理をオーダーしよう!

朝食でのこだわりはもうひとつあります。
それは、卵料理をオーダーで作ってもらうこと。

レストラン内に卵料理とパンケーキのライブステーションがあれば最高です。
ただ、この卵料理をオーダーして希望したとおりの一皿に仕上げてもらうのが、なかなかの至難の業!
英語力が試されるところでもあります。

皆さんにも、朝食レストランで卵料理をオーダーするという機会はきっとあるはず。
基本の卵料理の英語表現をここで紹介しますね。

●ゆで卵 boiled egg
(固)ゆで卵 hard boiled egg
半熟卵 soft boiled egg

海外では半熟卵を食べる文化はあまりないので、boiled eggといえば固ゆで卵が出てきます。

●ポーチドエッグ(落とし卵) poached egg

温泉卵は日本だけのものですので、海外のホテルではまず食べられませんが、一番食感が近いのは、このポーチドエッグではないかなと思います。

●目玉焼き fried egg

日本人が想像する黄身が半熟の片面焼きの目玉焼きは、欧米ではsunny-side upといいます。
卵の黄身が太陽のように見えることからこのように表現します。
他にも焼き方によって、下記のように区別します。

over-easy egg:overがつくと、両面を焼いた目玉焼きです。
over-easyの場合は中身がほとんど焼けていない液状です。
肉の場合はrare(レア)に相当します。

over-medium egg:mediumは「半焼き」という肉の焼き方にも使える表現ですね。
両面焼きで、黄身が半熟状態の目玉焼きです。

over-hard egg:hardは「しっかりと焼く」というイメージです。
肉の場合はwell-done(ウェル・ダン)を使います。両面焼きで黄身に中まで火を通した状態の目玉焼きです。

他にもこんなにある!卵料理の数々。

●スクランブルエッグ(炒り卵)scrambled egg
scrambledは「混ぜた」という意味です。

●オムレツ omelet
スペルは2通りあり、イギリス、カナダ、オーストラリアでは●omeletteとフランス語のように表記するのが一般的です。
卵だけのPlain omeletのほか、刻んだトマト、たまねぎ、マッシュルームなどを混ぜて作ってくれるところも多いですね。
そのような場合は、omelet with XXX と表現します。

●生卵 raw egg

ただし、海外で生卵を食べられる国は非常に少ないので注意!ちなみに私の知っているところでは、フランス、イタリア、スウェーデン、韓国、台湾がOKでした。

●エッグベネディクト Egg Benedict

これは私が大好きな料理です。
イングリッシュマフィンにハムまたはベーコンとポーチドエッグをのせ、オランデーズソースをかけてあります。
高級ホテルではアラカルトメニューに大抵あります。

●日本風の卵焼き Japanese rolled omelet

海外の朝食レストランにはありませんが、アジア圏の日本人客が多く和朝食を用意しているホテルではあることも多いです。

これだけ知っていれば、
How would you like your eggs?「卵はどのように調理しましょうか?」

と聞かれても、何でもオーダーできますね!

何を作ってもらえるかわからなかったら、

What are my options?「どんな選択肢がありますか?」

と聞いてみるといいでしょう。

皆さんもぜひ海外のホテルで朝食を楽しんでくださいね!

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様々な国に滞在した経験があり、「伝わる英語」が何であるかをしっかりと理解しているRina先生。きめの細かい添削でありながら、モチベーションもしっかりと上げてくれる添削が大変人気で、生徒様から高い評価を受けている講師です。 座右の銘は"If you can imagine it, you can achieve it. If you can dream it, you can become it."