皆さん、こんにちは。
今、街中が「Thanksgiving」一色になっています。それぞれの家の玄関先が可愛らしくデコレーションされていて、スーパーに行くとturkeyやpumpkin pieなどの伝統的なThanksgiving料理が並んでいますよ!
日本語では「感謝祭」と訳されるこの祝日は、カナダでは毎年10月第2月曜日に、アメリカでは11月第4木曜日となっています。もともとはアメリカ大陸へ渡ってきたイギリス人開拓者たちが神様に収穫を感謝する宗教的なお祭りでしたが、今では家族が集まって伝統料理を楽しむ日のようですね。なお、カナダでは祝日は(ほぼ)全てのお店が閉まってしまうので、初めて祝日を過ごす方は心づもりしておいてください!
さて、今回はそんなThanksgivingに関連した「感謝の気持ち」を表す英語をいくつかご紹介したいと思います。「Thank you」や「Thanks」以外の表現も実はたくさんあるので、皆さんも是非使ってみてくださいね!
・「I can’t thank you enough.」
文字通り、十分に感謝し切れないくらい感謝していますという表現になります。
日常会話で使えますが、大したことない時に使うと大げさに聞こえてしまうので、ここぞという時にのみ使ってみてくださいね。
・「(I)Appreciate it.」
「感謝する」という意味の動詞「appreciate」を使った表現です。
カジュアルな場面では、「I」が省略されることもあります。「I really appreciate it.」と言うと少し丁寧に聞こえますね。
・「I’m grateful.」
この形容詞「grateful」は、何かをしてもらってありがたい気持ちを表します。
特定のことに感謝をしている時は、「for」を使って「I’m so grateful for your help.」のように言えます。フォーマルな場面でも使えますよ!
・「It means a lot(to me).」
そのまま訳すと「(私にとって)すごく意味がある」となりますが、ネイティブの間では「とても嬉しい・ありがたい」というニュアンスで使われる私のお気に入り表現です。
こういう日本語にはない表現も英語の面白さですよね。何かをしてもらって喜ぶ気持ちを伝えたい際に使ってみてください!
・「(It’s/That’s)Very kind of you.」
親切にしてもらったことに対してお礼をしたい時に使える表現です。
後ろに「to+動詞」を続けると、具体的に何に感謝しているのか表すことができます。他にも「It’s so nice of you.」や「That’s sweet of you.」なども同じ感謝の表現として使えますよ!
・「You’re the best.」
友達に何かすごく嬉しいことや助かることをしてもらった際に、感謝の意味を込めて「あなたって最高」と言うことができます。
「Thanks. You are the best!」のように、しばしば「Thank you」や「Thanks」と一緒に使われます。
・「Cheers.」
ほとんどの方が「乾杯」という意味で覚えているかと思いますが、カジュアルな「ありがとう」としても使えます。
本来イギリス・オーストラリア・ニュージーランドで主に使われている表現とされていますが、カナダでも使う人もいるのであまり気にしなくていいかと思います。
ただ目上の人やフォーマルな場面では使わない方がいいでしょう。
・「I owe you one.」
直訳すると「あなたに借りがある」となりますが、厳密な貸し借りをしたわけではなくても、「恩に着るよ」「いつか借りは返すね」とカジュアルな日常会話で使うことができます。
例えば、同僚に仕事の資料作りを手伝ってもらったり、クラスメイトに休んだ日の分のノートのコピーをもらったりしたらこう言えますね。
いかがでしたでしょうか?
どれも直接お礼を言う際も、テキストを送る際にも使える表現ばかりです。普段「Thank you」ばかり使いがちになっている方は、今回ご紹介した他の表現にも挑戦してみてくださいね!
それでは、Happy Thanksgiving!
現在カナダの大学院で国際開発学を研究しています、Paige(ペイジ)です。
海外旅行が好きで、トロントにて留学・就労経験があります。日本では海外向けサービスを提供する企業で勤務しておりました。
英語学習や日常会話からビジネス英語まで、幅広くお伝えしていきたいです!
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