日本人の大好きな略語。
実は英語でも略語がよく使われていることをご存じでしょうか?ひとくちに略語と言っても複数の省略の仕方がありますが、今回は「Initialism」と呼ばれる単語の頭のアルファベットからなる略語を取り上げます。
皆さんもよく使うであろう「ATM」や「DIY」もこの分類の略語です。これらが何の略なのか答えは最後にあるので、予想しながら読み進めてみてくださいね!
それでは特に使用頻度が高い略語を、日常生活やビジネスの場面とカジュアルな場面で用いられているものに分け、それぞれ五十音順にご紹介していきます!
日常生活やビジネスの場面で用いられる英語の略語
まずは、普段見かける広告やメールにて使用される略語を挙げていきます。
ASAP「As Soon As Possible:できるだけ早く」
(例)I’ll get back to you ASAP.「できるだけ早く折り返しの連絡をします。」
ESL「English as a Second Language:第二言語としての英語」
(例)We are hiring ESL online tutors!「(英語を母国語としない生徒への)オンライン英語教師を採用しています。」
ETA「Estimated Time of Arrival:到着予想時間」
(例)Please let me know the ETA of your flight. I’m picking you up at the airport.「フライトの到着予想時間を教えてください。空港まで迎えに行きます。」
FAQ「Frequently Asked Questions:よくある質問」
(例)Got some questions? Check out our FAQs!「不明な点がございましたら、よくある質問一覧をご覧ください。」
IMO「In My Opinion:私の意見では」
(例)IMO, we should stick to the original plan. 「私は最初のプランで進めるべきでないかと思います。」
FYI「For Your Information:参考までに」
(例)FYI, our website will be under maintenance from 11p.m. to 2a.m.「ちなみに、ウェブサイトは午後11時から午前2時までメンテナンスされます。」
N/A「Not Available/Applicable:利用不可/該当しない」
※駅の電光掲示板やメニューで見かけたり、書類に記入したりします。
NRN「No Reply Necessary:返信不要」
(例)I’m just letting you know that our next meeting is scheduled for May 7th at 1p.m. NRN.「次の会議は5月7日の午後1時です。返信は不要です。」
RSVP「Repondez S’il Vous Plait:(参加可否の)返事をください」
※フランス語由来で、英語では「Please respond」の意味になります。
(例)Please RSVP by September 15th.「9月15日までにお返事をお願いします。」
TBD「To Be Determined:未定」
※類似の表現に「TBA(To Be Announced)」もあります。
(例)The date & time: TBD「日時:未定」
カジュアルな場面で用いられる英語の略語
では次に、主に友人同士のテキストなどで使われる略語を見ていきましょう。くだけた表現ばかりなので、使用する場面には注意してくださいね!
AKA(Also Known As:~としても知られている)
(例)I also invited Elizabeth aka Betty over for dinner.「エリザベス、別名ベティも夕飯に誘ったよ。」
AFAIK(As Far As I Know:私が知っている限りでは)
(例)AFAIK, he passed the exam.「私の知っている限りだと、彼試験に合格したみたいだよ。」
BTW(By The Way:ところで)
(例)BTW are you free for drinks tonight?「ところで、今晩飲みに行かない?」
IDK(I Don’t Know:分からない)
(例)What do you wanna do tomorrow?-IDK. Up to you.「明日何したい?分からないな、君のしたいことでいいよ。」
JK(Just Kidding:冗談だよ)
(例)Chill out, JK. 「落ち着いて、ただの冗談だよ。」
LOL(Laugh Out Loud:声を出して笑っている様子)
※日本語の(笑)と同様に文末に付けたり、単体で用います。
OMG(Oh My God/Goodness:なんてことだ)
(例)OMG! I missed my last train again…「やっちゃった!また終電を逃したよ…」
OMW(On My Way:向かっている途中だよ)
(例)OMW I’ll be there in a bit.「今向かっているからもう少しで着くね。」
TGIF(Thank God, It’s Friday:華金)
(例)It’s been such a long week, TGIF!「今週はすごく長かったけどやっと華金だ!」
TTYL(Talk To You Later:また後でね)
(例)I’ve gotta go. TTYL!「もう行かなきゃ。また後でね!」
以上よく使われる英語の略語を厳選してご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?なお冒頭の答えは、「ATM」が「Automated Teller Machine」、「DIY」が「Do It Yourself」 です。少し難しかったのではないかと思います。
今回の略語は、色々な場面で実際に目にする機会も多いはずです。意味を理解することはもちろん、自分でも使いこなせるようになれれば、ますます英語が楽しくなりますよね!
現在カナダの大学院で国際開発学を研究しています、Paige(ペイジ)です。
海外旅行が好きで、トロントにて留学・就労経験があります。日本では海外向けサービスを提供する企業で勤務しておりました。
英語学習や日常会話からビジネス英語まで、幅広くお伝えしていきたいです!
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