こんにちは、Paigeです。
海外に住んでいると、日本との文化の違いを日々の生活で感じることがあります。
今回は、そんな日常の違いに焦点を当て、海外のお風呂事情についてお話したいと思います。
日本人から見た海外のバスルームは実際どうなのか、私がカナダで体験したトラブルと共に解説していきます。また、関連する英語表現も併せてご紹介します。では早速、見ていきましょう!
カナダのバスルーム事情
カナダのバスルームは、お風呂とトイレが一室になった、いわゆるユニットバスというタイプが一般的です。皆さんもご存じのように、カナダではお湯に浸かるという文化がなく、基本的にシャワーのみで済ませます。
シャワーを浴びるのは浴槽の中で、日本人からすると最初は違和感があるかもしれません。なお、床が濡れないようにシャワーカーテンの裾を浴槽の中に入れて使うのがマナーです。
ちなみに、トイレを使う時も「bathroom」を使うと言います。英語で「toilet」は便器そのものを指すため、上品ではない印象を与えてしまうようです。さらに、どの英語圏でも家のお手洗いは「bathroom」ですが、カナダでは外出先のお手洗いを「washroom」と呼ぶ人が多いです。
私は海外に滞在する時はいつも、
「郷に入っては郷に従え(When in Rome, do as the Romans do.)」
という教えを心がけるようにしています。
日本のお風呂が恋しいという声もよく耳にしますが、カナダにいるのだからと割り切って文化の違いを楽しむのもよいですね!
お風呂のお湯が出なくなる?
私が以前大きいシェアハウスに住んでいた時のこと、シャワーのお湯が途中で出なくなるというトラブルに見舞われました。
カナダでは通常、各家庭にお湯を貯めるタンクが設置してあります。そのため、いくらでもお湯が出てくる日本とは異なり、タンク内のお湯を使い切るとまたお湯がたまるまでしばらく水しか出ないのです。
特に人数が多いシェアハウスなどでは、皆が連続してシャワーを浴びるとお湯がなくなってしまいます。時間帯を少しずらすなどの工夫が必要ですね。
なお、私たち日本人はゆっくりお風呂を楽しむ傾向がありますが、カナダではシャワーは5~15分くらいの短時間で済ませるのが一般的です。そこもお風呂というものの捉え方の違いなのでしょう。ホームステイなどをする場合は、トラブルにならないよう気を遣った方がいいかもしれませんね。
お風呂が詰まりやすい?
また、私は浴槽の排水溝が詰まってしまうというトラブルも経験したことがあります。
前述したように、バスタブの中でシャワーを浴びるため、どうしても髪の毛がそのまま流れていってしまいます。そのせいで、排水管が徐々に詰まってしまったようです。今まで何件もの家に住んできましたが、日本の浴室の排水口にほぼ必ずついているヘアキャッチャーは見かけたことがありません。
ちなみに英語では、排水溝を「drain」、詰まった状態を「clogged」と言います。
(例)My bathtub drain is clogged again. I need to call a plumber.
「浴槽の排水溝がまた詰まっているの。水道業者を呼ばなきゃ。」
水道業者を呼ばないといけないかと心配になりましたが、試してみた「drain cleaner」と呼ばれる液状の薬品が効き、事なきを得ました。やはり浴槽の排水溝は詰まりやすいのか、どこのスーパーやドラッグストアでもクリーナーが売っています。
今回は、カナダのバスルーム事情についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
日常の文化の違いを楽しむことも、海外生活の醍醐味の一つですよね。将来カナダに来られる予定の方は、参考にしてみてくださいね!
現在カナダの大学院で国際開発学を研究しています、Paige(ペイジ)です。
海外旅行が好きで、トロントにて留学・就労経験があります。日本では海外向けサービスを提供する企業で勤務しておりました。
英語学習や日常会話からビジネス英語まで、幅広くお伝えしていきたいです!
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