日本よりもカフェ文化の根強い欧米圏。
オシャレなカフェ巡りも海外旅行の楽しみの一つではないでしょうか?
いざという時に「あれ、英語でどう注文するんだろう?」
「何を聞かれているか分からない…」
なんてことにならないように、基本的な表現はチェックしておきたいですよね。
そこで今回は、カナダでバリスタとして働いていた私が、カフェにまつわる英語をご紹介します!
海外のカフェによくあるメニュー
英語で書かれたメニュー。
中には見慣れないものもあるのではないでしょうか?
実際に頼んでみたら想像していたものと違う!
なんてことにならないように、まずはメニューによくあるコーヒーの種類をご紹介します。
通常のドリップコーヒーは、「Brewed coffee/Blend coffee」などと表記されています。
ほとんどのカフェでは、マイルドな「Medium roast」や深みのある「Dark roast」などの種類があります。
なお、「Decaf coffee」はカフェインの入っていないコーヒーです。
「Espresso」はコーヒーを機械で抽出したものであり、強いコクと苦みが特徴です。
とても小さいカップで出されますので驚かないでくださいね。
そのエスプレッソにお湯を加え飲みやすくしたものが、「Americano」となります。
また、勘違いされやすい「Macchiato」は本来エスプレッソにミルクの泡を少量乗せたものとなりますので、是非覚えておいてくださいね。
混同しやすい「Cappuccino」と「latte」の違いは、ミルクにあります。
カプチーノはエスプレッソに泡立てたふわふわのミルクを加える一方、ラテは熱したミルクを加えたものになります。
海外カフェでの注文時によく聞く英語フレーズ
さて次は、注文時によく聞かれる英語フレーズと答え方を見ていきましょう。
店員から「Hi there, what can I get for you?(ご注文は何になさいますか?)」と聞かれたら、次のように注文してみましょう。
「S・M・Lサイズ」は和製英語ですので、「Small・Medium・Large」と頼みます。
「Can I get a large americano?(Lサイズのアメリカンコーヒーをください。)」
「May I have two medium latte?(Mサイズのラテを2ついただけますか?)」
さらに追加の要望がある場合は、注文時に伝えておきましょう。
欧米では通常のミルクに加え、スキムミルク(低脂肪乳)、ラクトース(乳糖)フリーミルク、豆乳、アーモンドミルクなどを置いている場合が多いです。
「Can I have a small latte with soy milk?(Sサイズのラテを豆乳でもらえますか?)」のように
「with+名詞」で伝わります。
その他にも、「Can you make it less hot?(熱すぎないようにしてもらえますか?)」や
「No foam, please.(泡はなしでお願いします。)」といったお願いも出来ますよ!
ドリンクを注文すると、「Would you like anything else?(他にご注文はございますか?)」と聞かれるのではないでしょうか。
「No, that’s all.(いえ結構です。)」や「Sure, I’ll also get a chocolate muffin, please.(ではチョコマフィンももらいます。)」と答えることが出来ますね。
なお、ショーケースに並んでいるケーキやパイなどの菓子類をまとめて「pastry(ペイストリー)」と呼びます。
オーダー用にイングリッシュネームで応えるのもあり!
注文が揃ったところで、「For here or to go?(店内でお召し上がりですか、テイクアウトですか?)」と聞かれます。
「For here」は店内用のマグカップで、「To go」はテイクアウト用の紙コップで提供されます。
答え方は「For here/To go, please.」で問題ありません。
お客さんの中には、「I’ll have it for here but in a to-go cup, please.(店内で飲みますが紙コップでお願いします。)」なんてこだわりのある人も。
そして最後に、お店によってはオーダー用に「May I have your name?(お名前を教えていただけますか?)」と聞かれることもあります。
日本人の名前は聞きなれないので、「It’s Sakura, S・A・K・U・R・A.」のようにスペルを読み上げてあげると確実ですね。
また、注文用に好きなイングリッシュネームを名乗るのも楽しいですよ。
いかがでしたでしょうか?
カフェでの注文に役立つこれらの単語とフレーズを参考に、皆さんも是非カフェを楽しんでくださいね。
コーヒーを片手に街を歩けば、海外ドラマのような世界を味わえること間違いなしです!
現在カナダの大学院で国際開発学を研究しています、Paige(ペイジ)です。
海外旅行が好きで、トロントにて留学・就労経験があります。日本では海外向けサービスを提供する企業で勤務しておりました。
英語学習や日常会話からビジネス英語まで、幅広くお伝えしていきたいです!
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