みなさんこんにちは、アメリカ出身のモーガンです。
「暑いですね。」
「本当暑いですね。」
最近はこんにちはよりも先に「暑い」の一言。でも「暑い」という一言にも、いろんな暑さがありますね。
湿気の多い日本は、humidという湿度の高さを強調することもあります。
少しカジュアルですが、暑くて湿度も高くて、ベターっとした感じは、muggyで蒸し暑さを強調します。
あまりにも暑すぎて不快にな暑さは、swelteringとも言えます。日本語のうだるような暑さの訳語として選ばれます。
言葉のチョイスって、人の感じ方に直接訴えかける部分なので、とても大事ですね。鍵をにぎってるとも言えます。
考えてみて!あなたならどう訳す?
日本語の本ですが、あなたならどんな英訳タイトルをつけますか?
作 : ヨシタケシンスケ 「ぼくのニセモノをつくるには」/ ブロンズ新社
やりたくないことをやらせるために、ニセモノロボをつくることにした男の子のお話です。
作 : 香山 美子 絵: 柿本 幸造 「どうぞのいす」/ ひさかたチャイルド
うさぎは自分が手作りした椅子を樹の下に「どうぞのいす」と書いた立て札とと一緒におきます。次々に色んな動物がやってきて優しい気持ちが繋がっていきます。
作:安西 水丸 「がたんごとん がたんごとん」/ 福音館書店
うちはファーストブックとして、市からいただきました。みんなをのせた汽車が「がたんごとん」と終着駅へ。くり返しのリズムが赤ちゃんに大人気の絵本です。
現在英語版も出版されているこれら3冊は、それぞれ以下のような英訳タイトルがついています。
“Can I build another me?”
“The giving chair”
“Chug-chug Train”
なるほど…と思いますが、日本語ネイティブの皆さんからみて、ぴったり!と感じますか?
絵本のタイトルって、意味も大事なので、直訳も多いのですが、聞こえの良さ、語呂の良さ、子供にひびく言葉かどうかも同じくらい大事です。
後半では、外国語原作の絵本がどう和訳されどんなタイトルになっているか紹介します。(→【おもしろ翻訳】鍵をにぎるタイトル2へ)
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Hello! アメリカ出身のMorganです。もうかれこれ日本に15年程住んでいます。
アメリカにも子どもたちを連れてよく里帰りするので、子どもを通して気がついたこと、日本とアメリカの違い、日本のここがいいな〜、アメリカのこういうところが懐かしいな〜ということを中心にブログに綴っていきます。
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