みなさん、こんにちは。
日常生活、またはビジネスシーンの中の会話で「アポを取る、面会のために予約を取る」と表現したい場面って結構ありますよね。
この「アポを取る」という表現、実は英語ネイティブも会話の中でよく使うイディオムを使って表現すると上手く伝わることをご存じでしょうか?
イディオム表現は、基本的には「知らないと意味が分からない」ものも多いので、地道に学びを進めていくのが得策です。
そこで今回は、この「アポを取る、面会のために予約を取る」の英語イディオムをご紹介していきます。
使いこなせると会話が楽になる「アポを取る」の英語イディオム表現
日本語で言うところの「誰かとアポを取る、面会のための予約を取る」は、英語イディオムで「make an appointment」と表現できます。
直訳すると「予約を作る」となりますので、これを上手く意訳して捉えると自然な日本語での意味にも近くなることが分かります。
このイディオム内のappointmentは名詞で「面会などの予約」という意味を表します。面会とは例えば病院の医師やコンサルタント、取引先の相手などと直接会って何かを相談・協議したりする場のことです。
今回ご紹介した「make an appointment」は、例えば
「I’d like to make an appointment to see Dr. Kilger.」「キルガー医師の診察の予約をしたいのですが」
などの形で、病院の診察予約などの際にもよく使われます。
appointmentを使った英語イディオム表現は他にも複数ある
今回は「make an appointment」という英語イディオムをご紹介していますが、実はappointmentを使ったイディオム表現で覚えておくと便利なものが他にも複数存在します。
例えば「by appointment」は「予約した上で」という意味を表すイディオムです。
「I’m afraid Dr. Kilger will only see you by appointment.」などの形で使うと、「恐縮ですがキルガー医師の診察は完全予約制となっています」などの意味で活用できます。
他にも「keep appointments」なら「約束を守る」、「miss appointments」なら「約束を忘れる」なども同じくappointment(s)を使って表現できるイディオムです。これらの表現は日常生活でも頻繁に登場しますので、ぜひ覚えておくと便利でしょう。
注意!誰かとの相談ややり取りが必要のない予約には別の表現を使う
予約が必要でも、特に誰かと会って何かについて相談したりなどのやり取りは必要ない場合は、「reservation」を使用しなくてはならないことがあるので注意しましょう。
例えば、ホテルやレストランの予約など、基本的にサービス提供者側と面会する必要がない場合は、
「I’d like to make a reservation for 6 tonight.」「今夜の6時に予約をしたいんですが」
などの形で表現できます。
このように、日本語では全て「予約をする」と同じ表現を使えば意味が伝わる場合も、英語ではシチュエーションに合わせて表現を変える必要があるということが多々あります。日頃からこの点を念頭に置いておくと英語でのコミュニケーションエラーも回避できます。
まとめ
いかがでしたか?
日常生活でも、ビジネスシーンでも「誰かとアポを取る、面会のために予約を取る」機会は多くあるはずです。そんな時に、今回ご紹介した英語イディオムをさらっと言えると便利と言えます。
ぜひあなたも、当記事内容を参考にしてイディオム表現も積極的に使用するようにしてみてくださいね。
日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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