みなさん、こんにちは。
アメリカを含む欧米諸国では、日本に比べ買い物する際にはカード払いをする文化がより浸透しています。
ただ、日常生活の中ではお店の人に「現金とカード、どちらで支払いますか?」と聞かれることも少なくありません。
そこで、今回の記事では海外での買い物で使えると便利な「カード払いでお願いします」という英語表現をご紹介していきます。
「海外旅行や出張での買い物で困らないように、今からしっかり使える表現を身に付けておきたい」そんな方はぜひ最後まで読み進めてみましょう。
直訳「I want to use a credit card.」は若干不自然な響きに
「カード払いをお願いします」は、日本語をそのまま英語に直訳して「I want to use a credit card.」と言いたくなる方が多いでしょう。
この表現は間違いという訳ではないですが、英語ネイティブが使うことは希な若干不自然な響きを持っています。
では、英語的に自然な響きで相手に上手く伝えるにはどんな表現が適切なのでしょうか?次項から詳しくご紹介します。
「カード払いでお願いします」の英語表現は?
英語で「カード払いでお願いします」と表現したい場合は、「I’ll pay with my credit card.」となります。
アメリカでは、「現金ですか、カードですか?」という意味で「Cash or credit?」または「Cash or card?」と聞かれることがほとんどです。
その場合の答えとしては、短く簡単に「Credit, please.」とするのがいいでしょう。「Credit」とはいわゆる「クレジットカード」のことで、「クレジットカード払いでお願いします」という意味で伝わります。
他にも「カードで支払う、つけで支払う」の意味を持つ動詞「charge」を使って「Charge it, please.」と言う場合もあります。
もう少し丁寧な響きで伝えたい場合は、「カードで支払いたいのですが」という意味を表す「I’d like to pay by card.」とすることも可能です。
また、上記でご紹介した表現に比べて汎用性は下がりますが、まれに「Plastic, please.」と言う場合もあります。
この「Plastic」とはクレジットカードのことで、カードがプラスティック素材で出来ていることに由来しています。余裕がある方はこの言い回しも覚えておくと便利です。
ちなみに、イギリスなど欧州でも、カード分化が進んでいますが、クレジットよりもデビットカードが主流で、カードの種類はあまり問われません。なので、クレジットカードというより、カード払いという意味で、「I’ll pay by card.」とすることがほとんどです。
逆に、クレジットカードを扱わない場合もありますので、心配な場合は、
「Do you take credit card?」クレジットカードで払えますか?
と聞いてみましょう。
「現金で支払います」と言いたい場合は「I will be paying with cash.」が一般的!
海外では基本カード払いで済ませることが多いものの、まれに「現金で支払います」と伝えたい場合もありますよね。
そんな時に使えるのが「I will be paying with cash.」です。
「現金で」となる場合、前置詞byではなくwithを使いますので注意してください。
他にも、より丁寧に「現金で支払いたいのですが」と伝える場合は「I’d like to pay with cash.」と表現することもできます。
先述の「Cash or credit?」のように聞かれた場合は、カジュアルに「Cash, please.」とすることもありますが、カード払いの際の表現と比べると一般的ではないため、基本的には「I will be paying with cash.」の形で覚えておくのが妥当です。
海外で買い物する際に例えばコーヒーやスナックなど小さな買い物にはあえて現金で支払うなどの工夫をすると、カード払い以外の場面の練習にもなります。ぜひ実践してみましょう。
「カード払いでお願いします」の表現は、海外での買い物に必ず重宝するぜひ覚えておきたい英語表現の一つです。
ぜひあなたも、色々な場面で活用してみてください。
日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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