【使える英語イディオム】3つの意味を持つ万能表現!「get away」の英語イディオム表現

【使える英語イディオム】3つの意味を持つ万能表現!「get away」の英語イディオム表現

みなさん、こんにちは。

 

英語ネイティブとの会話の中にはイディオム表現が含まれることがほとんどですが、イディオム表現はその形だけでは意味が想像しずらいものも多いため、基本的には知らないと使えないという特徴があります。そのため、日本人の私達は日頃から地道に学びを進めていくことが重要です。

今回の記事では、そんな英語イディオム表現の一つで3つの異なる意味を持つ万能表現の「get away」について詳しく解説していきます。

「自分の英語表現をもっと飛躍させるためにも、実際に会話の中で良く使われる表現から効率的に学びを進めていきたい」そんな方にはぴったりの内容ですのでぜひ最後まで読み進めてみてください。

 

英語イディオム「get away」の意味①

まず、英語イディオム「get away」には「(~から)逃げる、逃げだす」という意味があります。

この意味で活用する場合、例えば

I found a cat on the street, but it got away.」、「道で猫を見つけたんだけど、逃げられてしまいました」

や、ホテル滞在中に火災報知機が鳴ったので、

「I got away from the building as quickly as possible」,「私は、その建物からできるだけ早く脱出した(逃げ出した)。」

などと使われています。

この例文のように普通、「こんなことがあったんだけど、最終的にはそれに逃げられてしまった」や、 from使って「~から逃げ出す、脱出する」と言いたい場合に使われます。主語は1つ目の例文のように人以外の動物や物になる場合もあります。

 

英語イディオム「get away」の意味②

英語イディオム「get away」には他にも「(仕事を終えて)退社する」という意味があります。

この意味での活用は日常生活での会話の中にも良く登場します。今まで海外ドラマや映画の中のセリフで一度は耳にしたことがあるという方も多いはずです。

この意味を活用した具体的な例文を挙げると、

例えば

Do you think you can get away from the office earlier today?」、「今日は早めに会社を出られそう?」

などの形で表現することが可能です。

このイディオムを使うと、ただ単に行動として「帰宅する、会社を出る」というよりも、「会社でやらなければならない業務や責任から逃れる、離れる、解放される」というニュアンスが強くなります。

「何かから離れて視界の外に出る」というニュアンスは副詞のawayが持つものです。このようにイデォム内に含まれる単語単独の意味から結び付けても分かりやすいですね。

 

英語イディオム「get away」の意味③

最後にご紹介するのは、英語イディオム「get away」の3つ目の意味「罰を逃れる」「(~から)逃亡する」です。この意味を見ても分かる通り、法や犯罪について話題にする際に良く使われます。

例えば、「How can he get away with it?」「彼はどうやってその罰を逃れられるのだろう?」

や、刑事ドラマなどでは、

「Do not let him get away. 」, 「ホシ(犯人を)逃がすなよ!」

と表現することが可能です。

先に挙げた2つの意味に比べると汎用性は下がりますが、いざと言う時にこの意味も合わせて覚えておくと便利です。

この意味も副詞awayの持つ「何かから離れて視界の外に出る」のニュアンスを「~から逃れる」に結び付けて覚えると覚えやすいでしょう。

 

 

いかがでしたか?

今回ご紹介した英語イディオム表現「get away」は、同じ形ながら3つの意味を持つ非常に万能な表現です。

正しく活用できればあなたの英語表現力向上に貢献してくれるはずなので、ぜひ当記事内容を参考にしてみてくださいね。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。 英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。 長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。