みなさん、こんにちは。
日本語でも誰かにちょっとしたことを手伝ってもらいたい、そんな風に伝えたい場面って多々ありますよね。
あなたはこんな時、ネイティブに勘違いされず自然にどう英語で表現したら良いか知っていますか?今回の記事では、英語で相手に「ちょっと手伝ってもらえますか?」と自然に伝えられる表現を解説していきます。
「もっと相手を混乱させることなく、自然な表現で自分の伝えたいことを伝えたい」そんな方はぜひ読み進めてみてくださいね。
一番自然で伝わりやすいのは「Could you help me a little?」
相手に「ちょっと手伝ってもらえますか?」と伝えたい際、一番自然で伝わりやすいのは「Could you help me a little?」です。Could you~?から始まるフレーズは、まだそんなに関係性が深まっていない相手に対して、丁寧に依頼する際に重宝します。
相手が家族や友人など、すでに関係が深く顔なじみの場合は「Can you help me a little?」と表現すると親しみやすさが加わって自然に響きます。
どちらにも共通したポイントは、「a little」という表現を加えて「ちょっと」というニュアンスを上手く言い表している点です。これが加わるだけでいわゆる「ちょっとしたお願い、頼み事」というニュアンスが出るためより自然な響きになります。
注意!「Please help me.」は深刻すぎるイメージを与える表現
ここまでの内容を読んで、「ちょっと手伝ってと言いたいのなら、Please help me.でいいんじゃないの?」と感じた方もいるかもしれません。
しかし、実はこの「Please help me.」は深刻な事態が起きて相手に助けを求める場面で使用するのが普通です。
日本語でも同じく、例えば相手に重たい荷物を持つのを手伝ってもらいたい際には「助けてください」ではなく、「ちょっと手伝ってもらえますか?」と言いますよね。でも、例えば急に体調が悪くなって助けを求める場合は「助けてください」とより深刻さを加えると思います。
英語でも全く同じで、相手に軽く何かの助けをお願いする場合は「Could you help me a little?」、深刻な場面で助けを求める場合は「Please help me.」と表現します。
今まで仕事などで何となく「Please help me.」を使っていた方は、もしかすると相手から不思議に思われているかもしれませんので、これを機会に自分の表現を見直してみましょう。
他にもある!知っておくと便利な相手に頼み事をする時の英語フレーズ
実は、今回ご紹介したもの以外にも、相手に頼み事をする時に知っておくと便利な英語フレーズがいくつかあるのでご紹介します。
まずは、「Could you do me a favor?」です。「favor」は英語でいわゆる「頼み事」を表し、こちらのフレーズは「お願いをしても良いでしょうか?」と丁寧に相手に尋ねる表現になります。
よりカジュアルに家族や友人に頼み事をしたい場合は「Do me a favor?」で「お願いしてもいいかな?」と表現することも日常では良くあります。
次にご紹介英語フレーズは、「I need a hand.」です。「hand」は「手助け、助け、手伝い」という意味で、「お願いしたいんだけど」という意味を表せます。疑問文ではなく、自分が主語で始まるフレーズのため、相手に「助けが必要だ」というニュアンスがより強く伝わります。
相手に手伝いや助けを求める表現と言っても、日本語での表現と同じく英語でもその場面ごとに微妙に表現の仕方が変わってきます。
少し煩わしいと感じることもあるかもしれませんが、早い段階からそれぞれの意味やニュアンスの違いを整理しておくと後々楽です。ぜひあなたも参考にしてみてくださいね。
日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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