こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。
先日、車のスピード違反で警告書が届いた話に触れましたが、今回は交通違反チケットをもらい、係争したエピソードを。
友人と郊外にリンゴ狩りへ出かけた日のこと。
車を持っていない友人カップルもうちの車に同乗し、ドライブがてら日帰りの楽しいお出かけとなりました。
“We’ll treat you to dinner!”(夕飯ご馳走するよ!)
車を出してくれたお礼にと言って、夕食を友人宅でご馳走になることに。
採ってきたばかりのリンゴでパイも焼いて、真夜中過ぎまで楽しくおしゃべりしながら過ごしました。
さてそろそろ帰ろうと腰をあげると、友人のDavidが、ゴミ出しがてら24時間営業のドラッグストア(NYCではコンビニみたいな存在です)へ買い物に行くと言って、うちの車まで一緒に歩いて見送ってくれました。
お腹も心も大満足!というハッピーな気分で3人肩を並べて歩いていると、路上に駐めたうちの車のワイパーにオレンジ色の紙切れが挟んであるのが遠目に見えてきました。
“!”
夫が声にならない声をあげ、ワイワイ気分も一気にすっ飛びました。
それもそのはず、日本同様、NYCでも駐禁チケットの罰金って結構するんです。
駐禁の種類によって、2022年現在で65ドル〜125ドルが課せられることになっています。
Davidの方が先にオレンジの紙を取り上げ、”Parking ticket? That’s weird ‘cause you’ve parked in a legal space.”(駐禁?駐めてもいいところなのに変じゃねぇ?)
NYCの路上は、車を路肩に駐めて良いところと、そうでないところがあります。
そしてそれは標識できちんと区分けされています。
うちの車はこの写真のような標識のところに駐めていました。
この標識は 『標識の立っている地点から矢印の方に向かって駐車禁止区域に入ります』 という意味で、この標識が駐車禁止区域のちょうど端っこです。
うちの車はこの標識の右側にありました。(つまり、駐めても大丈夫な区域です)
標識が駐禁区域の始まりになっている場合で、標識に車がはみ出るようにして駐められているとチケットを切られることもあるのですが、うちの車はかなり余裕を持って駐めてあったんです。
“You should take a picture as evidence and dispute the ticket!”(証拠写真撮って、争えよ!)とDavid。
“Yeah, my car is parked at least a foot away from the no-parking sign.”(ホント、うちの車、駐禁のサインのとこから30センチは離れて駐めてあるし)と夫。
駐禁のサインが入るよう、車をいろんな角度から写真に収めることにしました。
夜だったこともあり、フラッシュのせいで標識が反射して文字が判別できないということがないよう、チェックしながら慎重に。
はてさて、交通違反チケットが不当だと訴えて争うなんて、どうやって?と興味津々の私でしたが、ニューヨーカーの Davidも夫も慣れたもんです。
日本の大学で英語、ロシア語、ラテン語を学びながらフラワーデザイン学校に通いフラワーデザインを習得。翻訳も通信で勉強するがもの足りずニューヨーク・シティに移住。市内の大学で英語を学び直し、フラワーデザイナーとなる。同時に、翻訳や通訳に従事し、日本語や英語の家庭教師を務める。
翻訳実績:主に音楽関係の記事やCDのライナーノート、ブログ記事、履歴書のプロフィール、ビジネスレターなど通訳実績:取材、現地学校における諸行事、プライベートレッスンの場など
息抜きには土いじり、ルービックキューブ、星や月を眺めながらの一杯。クラシックバレエ用ストレッチとヨガを自己流でアレンジした整体をしたり、一指禅、日記を書くことが日課。好きなスポーツはサッカー、バスケットボール、水泳。ジャンルを問わず日々の生活に音楽は欠かせない。
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