入社オリエンテーションでお米の話
もし海外で生活することが決まったら気になるのは食事ですよね。
その国の食べ物は口に合うのだろうか? 日本の食材は手に入るのかな?
私が2019年にフィリピンのマカティ市で生活を始めた時も、日本の食材が手に入るのはどこか、は気にしました。
最も気にしたのは、「お米」です。
入社して初日の最初の時間は、日本人社長、営業部長とのオリエンテーション的な時間だったのですが、そこでいろいろと言われたうちのひとつはお米についてでした。
東南アジアのお米については、日本と違って長い形をしていて、パサパサしているのかな、というイメージはありました。
それまで海外生活をしたことがなく、なじみが全くなかったので不安にもなりました。
住まいを決めて住み始めた夜、18時ほどでしたが、日本の食材を求めてトボトボと歩いて緊張しながら夜道を出ていったことを覚えています。
※フィリピンは治安が良いとは言えないので、一般的に22時を過ぎての外出はお勧めはされません。
日本食の食材屋さんを発見!
マカティのはずれにLittle Tokyoというエリアがあります。
名前の通り日本人向けの小さな日本人街の一角があり、日本料理屋さんや日本人向けのパブやホステスクラブなどがあります。
そこにYamazakiという日本料理屋さん兼日本食材屋さんがあります。
私はそのお店に向かったのでした。
※今はないのですが、Little TokyoではないエリアにSeikyoという一律80ペソのお店も教えてもらっていました。結局私は行ったことはありませんでした。
※他にも探せば小さなお店あります。
そのお店には日本人にはなじみのある食材やお菓子やパンなどが売っています。
昔の商店街の何でも屋さん的です。
スーパーマーケットにまだ行っていないままに値段も高いであろうに、私は日本の食材を買い込みました。
醬油、日本酒、味噌、梅干し、お酢、粉末出汁、等々。
「ささにしき」と書いてあるお米も買ってしまいました!確か2kgほどの大きさの袋でした。
※後になっていろんな場所を知っていくと、スーパーでも手に入る食材もあるので、必ずしも日本の食材屋さんに頼らなくても大丈夫です。
あの食材、どうやって見つける?
- 醬油 Soybean sauce
こちらに似た調味料はフィリピンにも存在していますよ!
- 日本酒 Japanese Sake
さすがにスーパーでも見ませんでした。
- 味噌 Soybean paste
ズバリ味噌に替えられる、というものは存在しません。
- 梅干し Pickled plum
これもスーパーでは見ないです。
- お酢 Japanese Vinegar
これに似た調味料はフィリピンにも存在します。
- 粉末出汁 Powdered Japanese soup stock
これもどこにでもはないですね。
マヨネーズや味の素などは、スーパーでもふつうに手に入ります。
Kで始まる企業の製品が、日本とほぼ同じで売られています。やや高い気はしますが。
また、サイズも大きいものがあります。
基本的な食材はほぼ手に入ると思っていただいて良いと思います。
スーパーによっては、日本食材コーナーがあるお店もあります。
ただ、店頭にあるものは限られてはきますので、選択肢は少ないです。
食が海外勤務生活を大きく分けます
海外での食は、生活を耐えられるかの大きな分かれ目でもあります。
実際、私の前任者は食が合わずに大変な思いをしていたようです。
食べられるものがなかったために極度にやせてしまった時期があったそう。
その後、日本食を中心とした外食を始めることで解消はできましたが、今度は太ってしまったそうです。
食について繊細な方は、予め対策を練っておくことをお勧めします。
とはいえ、日本の食材は今の時代手に入りやすいですし、日本食は寿司、ラーメン、丼ぶり、うどんなどフィリピン人にも人気です。
日本食しか受け付けなさそうであれば、食材も日本のものを手に入れるようにし、日本食のお店を選択していきましょう。
英語が好き。語学が好きというよりは、その背景にある特性や文化などに興味も持つ。ひとが好きで、世界中の人と対話できるおもしろさが嬉しい。
長年地元で英語科教員をしていたが、東京で民間企業に転職、英語を使ってビジネスをし続け、外資系も経験。フィリピンの日本支社でフィリピン人の管理部門も経験。ひたすら実践で英語を身に付けていった経験から、英語習得について語ります。
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