海外に行くことが決まったら、いろんなことが気になると思います。
特に、安全と健康は欠かせません。
その中でも、「水」は優先度No.1です!
必ず現地の「水」情報は事前に調べていき、口に入る可能性のある限りにおいて、どの程度気にしないといけないかを知っておいてください。
これは個人差があります。日頃から繊細なタイプの人は特によくよく気を付けたほうがいいです。
初めての海外生活なら、水には要注意!
私の初めての海外生活は、2019年の海外転職先でのフィリピンでした。
留学経験もなく、フィリピンと決まってからひと月しかなかったため、いろいろと調べました。どの情報サイトを見ても言われているのは水でした。
確かに、東南アジアやインドなどに旅行した方が、「水」にあたって大変な思いをしたとよく聞きます。
実際に、私の友人の話で、2018年頃インド旅行から帰国後、仕事を1週間も休まないといけないほどお腹を壊したのも聞きました。
よし、水は必ずペットボトルを買えばいいのね!とすっかり分かったつもりになって現地へ飛んだのです。
現地で居住地が決まるまでは、会社手配のホテルに住みます。
飲料用にペットボトルは購入しましたが、歯磨きなどはあまり気にせず、蛇口から出した水を使いました。
後から知りましたが、歯磨きで口に水を含むだけでも水に当たる人は当たるそうです。
さらに後になって教えてもらったのは、大抵の人は到着後1週間程はダラダラとお腹を下した状態になったりするとか。
私の場合はマカティに住んでおり、ある日の午前中おなかの調子が悪いかもという感覚があったことはありましたが、その後何ごともなかったで終わっています。
その頃ネットで世界の水事情を調べてみると、水道水から直接水を飲める国は世界でも19か国とか、数えられるくらいしかないとありビックリ。
日本ももちろんその中に入っているので、水道から水が飲めるありがたさと貴重さが分かりにくいのですね。
フィリピンで飲料水はどう調達する?
フィリピンの場合に戻ると、スーパーマーケットには必ず、6ℓとか18ℓの水のペットボトルが売っています。5GLというとても大きなボトルもありますが、これは約19ℓとかです。
最初は私もこういったボトルをスーパーマーケットからヒィヒィ言いながら運んでいました。
ちなみに、500㎖で11‐13ペソ(当時は1ペソ約2.2円)ほどで購入できました。大手の企業が4,5社ほどあるので、好みの口当たりを選べばいいです。
しかし、軟水なので、硬水が多い日本と違い、それもお腹に当たる人もいるそうです。
一般市民がいちばんよく使うのは、水のデリバリーサービス。
たくさんの会社が運営しています。それぞれの会社で運営が違いますが、基本的にフィリピン政府が認めた基準を満たしているのが条件なので、証明書を必ず持っています。
浄水方法もいろんな方法があるので、匂いが若干残っているなどもあります。しっかり見定めてください。
と聞くと、ウォーターサーバーを想像したかもしれませんが、それではないんです。バルブ付きタンクというものがあるんです。タンクに蛇口(バルブ)が付いていて、ひねると水が出てくるというもの。水がなくなったら、タンクごと交換してもらう仕組みです。
ネットで調べれば、日本語サイトが驚くほどたくさん見つけられます。またすでにフィリピン在住の方は住んでいるコンドミニアムに問い合わせれば、おすすめの会社を教えてくれます。
ちなみに、これらの水の単位ですが、日本ではとんとなじみのないgallon(ガロン:アメリカだと3.8ℓ)を使います。
私が使っていたお店の人が言っていたのが正しければ、バルブ付きタンクは1ガロンだそう。ウォーターサーバーのボトルは、基本的に5ガロンです。
水事情は事前に調べよう
私の場合は、こういった水事情も住み始めてから理解していきました。
それでもいいのですが、繊細なひとは散々な目に合うこと間違いなし!
心配な場合は、必ず事前に調べてください。
特に長く住む場合は、水は生活に欠かせないので、長くストレスになってしまいますよ。
英語が好き。語学が好きというよりは、その背景にある特性や文化などに興味も持つ。ひとが好きで、世界中の人と対話できるおもしろさが嬉しい。
長年地元で英語科教員をしていたが、東京で民間企業に転職、英語を使ってビジネスをし続け、外資系も経験。フィリピンの日本支社でフィリピン人の管理部門も経験。ひたすら実践で英語を身に付けていった経験から、英語習得について語ります。
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