こんにちは。講師のMarinです。
ここアイルランドから、アイルランド独特の英語や文化についてお届けしています。
※前回の記事「【アイルランド英語】アイルランドでよく使われる “grand”はどんな意味?」を見逃した方はこちらからどうぞ!
さて、日本ではそろそろ梅雨明けの時期ですね。
アイルランドは、一年を通して雨やどんより曇り空の日が多く、すっきり晴れる日は本当に少ないです。
ダブリンの今週の週間天気予報には、ずらりと雨マークが並んでいます。
ずっと雨です笑
ブログを書いている今日は雨が断続的に降っていて、風も強いです。降水確率は95%。(降水確率はたとえ5%でも降ることが結構な確率であるのですが)
さてここでクイズです。
降水確率は英語で何と言うでしょうか?
答えはchance of rain.
例文: What’s the chance of rain this afternoon?
訳:今日の午後の降水確率は?
会話ではこのようにchance of rainという言い方をよくしますが、天気予報には降水=precipitationという単語が使われていることもあります。
けれど、ここアイルランドでは、正直なところ降水確率もあてになるようなならないような、、、。雨が止んだと思って外に出ようものなら、いきなりのどしゃ降りに見舞われてしまうなんて日常茶飯事です。(雨が止んでしばらくしたので外出したら5-10分以内に雨に降られたことが最近3回連続で発生。)
アイルランドの日照時間は場所によって1100時間から1600時間ほどで、ダブリンは1440時間程度。
晴れの日が恋しいです。
この時期は有給を使って夏休みを取り、日光を求めてスペインやイタリアに行かれる方も多いです。
そんな気候だからか、アイルランドには”どしゃ降り”に関する独特の表現があるんです。
どしゃ降りをアイルランド英語で言うと?
It’s lashing.
このlashという単語がどしゃ降りの雨の時に使われ、downを直後につけたIt’s lashing downという表現でも使われたりします。
例文: It’s lashing. I will get soaked by the time I get home.
訳:どしゃ降り。家に着く頃にはびしょ濡れだ。
いかがでしたか?
雨が続く時期は、雨に関する表現をたくさん知っていると大活躍します。
この機会にフレーズをインプット&英会話や英作文で使ってみるのもgreat ideaかもしれないですね!
大学時代にカナダとイギリスに留学。卒業後はオーストラリアとニュージーランドへワーキングホリデーに行っていました。2018年よりアイルランド在住です。英語言語学、特に意味論に関心があり、言葉の意味やニュアンスの研究・日本人の英語はどうして日本語っぽくなってしまうのかについて興味があります。中高ではアメリカ英語で学んでいましたが、イギリス英語圏の滞在歴が長いので、イギリス英語の方に今ではすっかり慣れています。通っていた大学にイギリスからの留学生が来て、彼女の英語を初めて聞いた時は???でしたが笑
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