こんにちは。アイルランド在住講師のMarinです。
今月はバレンタインデーがあるということで、今回のブログはバレンタインがテーマです。
バレンタインに送るメッセージ
とは言っても、他国と違うアイルランドならではのバレンタインデーの過ごし方、祝い方というのは特にないので、バレンタインデーに贈るカードに書くメッセージのことについてお話しますね。
バレンタインデーに贈るカードに書くメッセージの内容は、これといった決まりはないのですがパートナーに向けた感謝の言葉を書く方も多いです。
その感謝をどのような言い回しで伝えるか、というところに人それぞれの個性が現れますね。
例えばこちら。
“Through good and bad, and even if you think it’s always bad, I’m happy to be with you, regardless of the situation. That’s all that matters. In that regard, I’m a wealthy man.”
wealthyの使い方
このメッセージの訳は
(人生の)良い時も悪い時も、たとえ君がいつもうまくいかないと思っていても、どんな状況でも一緒にいられて幸せです。大事なのはそれだけ。その点において、僕は恵まれた男だ。
これを読んで、ここでのwealthyの使い方に驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
wealthyというと、経済的な豊かさを表すイメージが強い単語だと思います。
ですが、ここでは、
人生において良い時だけでなく、うまくいかない時であっても、たとえずっと辛い時期が続いたとしても、パートナーと一緒にいられることに幸せを感じる。
=精神的に豊かである
という意味でwealthyを使っていて、そこにパートナーへの感謝の気持ちが込められています。
いかがでしたか?
英語でパートナーへの感謝を伝えるバレンタイン、あなたならどんな言葉を選んで思いを伝えますか?
大学時代にカナダとイギリスに留学。卒業後はオーストラリアとニュージーランドへワーキングホリデーに行っていました。2018年よりアイルランド在住です。英語言語学、特に意味論に関心があり、言葉の意味やニュアンスの研究・日本人の英語はどうして日本語っぽくなってしまうのかについて興味があります。中高ではアメリカ英語で学んでいましたが、イギリス英語圏の滞在歴が長いので、イギリス英語の方に今ではすっかり慣れています。通っていた大学にイギリスからの留学生が来て、彼女の英語を初めて聞いた時は???でしたが笑
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