【翻訳家の暮らし】チキンフィンガーが…え、生?!

こんにちは!
ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。

突然ですが「食中毒」って英語でなんていうかご存知ですか?

food poisoning と単語が浮かんだ方、素晴らしいです!

今回は、このfood poisoningのお話です。

 

急いでランチの準備!が禍いの始まり

「お腹空いた〜!」
子供たちの声に時計を見ると、うわ!もう2時近い!

「ごめん、ごめん、急いでお昼作るからね!」と慌てて仕事の手を止め、冷蔵庫をチェック。
だいたい何かしら残りものが入っているのですが、こういう急いでいる時に限って出来合いが何もない。

ん〜、どうしよう… そうだ!冷凍庫にチキンフィンガーがあった!

チキンフィンガー、鳥の胸肉にパン粉をつけてあげたものです。
冷凍食品として調理済みの物が売っていて、オーブンやトースターで解凍を兼ねて冷凍状態のものをさっと加熱するだけで食べられるので便利。
子供たちも大好物。
早速オーブンに放り込みます。

その間に残り物のご飯でチャーハンを作り、10分でお昼ご飯の完成!Yay!

 

「食べちゃダメ!」

子供たちと一緒に食卓につき、「いただきます!」とチキンフィンガーを頬ばりました。

…..が、ん?やけに、ぐにょっと柔らかい歯ごたえ…

げげげ〜っ!これ、生じゃん!!!

「食べちゃダメ!」と子供たちのお皿を取り上げます。

幸い子供たちは手をつける前で一安心。

それから慌ててバスルームへ駆け込み口の中のものを出しました。マウスウォッシュで何度も口をすすいで、うがい薬で何度もうがいして、歯を念入りに磨いて。

絶対に生肉を体内に入れていないという自信があっても、かじってしまったことは事実。
サルモネラに汚染されていて、それが体に入ってしまっていたら!?ああ、どうしよう!

ネット検索すると、

『マウスウォッシュで口をすすいで大丈夫と思っているあなた、ご愁傷様。肉がサルモネラに汚染されていれば、2〜4時間以内に食中毒症状が現れ、その症状は24時間ほど続くでしょう…』と書いてあります。

そして最後には “Good luck!”

がーん。やってしまいました、大失敗!

 

パッケージの裏を確かめてみると

どうしてこんなことに?と、チキンフィンガーのパッケージを確かめると、それはいつも購入しているブランドのもので、全く同じパッケージでしたが、” Raw Meat,” “Uncooked” とあります。

えええ〜!紛らわしい!

いつもは “Fully Cooked”っていうのを買ってて、こんな生肉バージョンもあるなんて知らなかった!(←っていうか、買う時によくパッケージを確かめろ!ですが)

お昼ご飯を待っている子供たちに調理し直したチキンフィンガーとチャーハンを与え、わたしは2時間後に寝込むことを覚悟で動けるうちに今日1日の仕事をやってしまおう!と働きアリのように動き回りました。

ドキドキの時間は刻々と過ぎ…

生肉を口にしてから2時間後、特に体調には異常なし。
ひょっとしてこれは平気かも?と思っていると少しお腹がゴロゴロし出しました。

4時間が過ぎる頃にも少しお腹が痛いくらい。結局、大した体調の変化もなく夜を迎えました。(ホッ)

 

お腹の病 英語に翻訳すると

「食中毒」は “stomach flu”とも言います。

インフルエンザとは全く関係ないですが、同じような症状が出るからでしょうか。e. coli(大腸菌)、 listeria(リステリア)、salmonella(サルモネラ)、 norovirus(ノロウィルス)によるものが多いとありました。

手洗いを怠ったり、生の食材が汚染されていたり、加熱すべき食材がしっかり調理できていなかったりすると食中毒になりますよね。

生で食べられない食品には、日本では「しっかり加熱してください」「生で食べないでください」などとありますよね。

英語だと加工食品で加熱が必要なものには “Uncooked”、”Raw Meat”などと大きく書いてあり、それとは別に”Consumer Advisory” 、 “Safe Handling Instructions” などの見出しで、警告や、調理の際の注意事項が書かれた欄があったりします。

英語圏の国へお出かけの際、自分で料理するような機会に恵まれたら、加工食品でも調理がどの程度必要かしっかり注意してくださいね!

 

 


邦楽・洋楽のヒットソングで英語を学ぼう!


名曲を訳しながら解説♪翻訳家の言葉の選び方

名曲を訳しながら解説♪翻訳家の言葉の選び方


プロの翻訳家が実際に訳す過程をイチからお見せします!
文芸翻訳の中でも特に深い読解力と言葉選びのセンスが要求される楽曲翻訳について、一行ずつ丁寧に解説した飜訳集。
日本語・英語の曲、合わせて12曲が収録されています。一緒に翻訳をしていくことで、プロならではの技術が習得できます!

詳細はこちら: https://www.fruitfulenglish.com/customers/G15.html

 

 

 

フルーツフルイングリッシュで英語表現の楽しさ感じてください 。初めての方には英作文添削チケット2回分をプレゼント。
「無料英語テスト800問(解説付)」メルマガも大人気。今すぐチェック!

英語テスト800問・英文添削2回が無料!
翻訳家のたまご

※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。

1 Star (22 イイネ!が押されています)
この記事が良いと思ったらイイネ!を押してください。
読み込み中...
 HOMEへ戻る 

コメントする

コメントは認証制です。執筆者に認証されるまでは表示されません。

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

日本の大学で英語、ロシア語、ラテン語を学びながらフラワーデザイン学校に通いフラワーデザインを習得。翻訳も通信で勉強するがもの足りずニューヨーク・シティに移住。市内の大学で英語を学び直し、フラワーデザイナーとなる。同時に、翻訳や通訳に従事し、日本語や英語の家庭教師を務める。 翻訳実績:主に音楽関係の記事やCDのライナーノート、ブログ記事、履歴書のプロフィール、ビジネスレターなど通訳実績:取材、現地学校における諸行事、プライベートレッスンの場など 息抜きには土いじり、ルービックキューブ、星や月を眺めながらの一杯。クラシックバレエ用ストレッチとヨガを自己流でアレンジした整体をしたり、一指禅、日記を書くことが日課。好きなスポーツはサッカー、バスケットボール、水泳。ジャンルを問わず日々の生活に音楽は欠かせない。