みなさん、こんにちは。Kenです。
今月も2003-2004年の留学生活中のことを思い出してみます。もう20年近くも前のことなので、少しでも覚えているうちに記録しておこう、という気持ちで書いています。
※前回の記事「【ドイツ留学体験記!】南西ドイツの方言がうつっちゃう!?」を見逃した方はこちらからどうぞ!
【渡航前は、時には妄想】
留学に行く準備をしているときには当然、想像、期待、(ときには妄想)が膨らみます。例えば:
・ビールが美味しそう。
・パンが美味しそう。
・ドイツはヨーロッパにあるから芸術の国。
・そしてクラシック音楽もさかんなはず。
これらはどれもほぼ正解でした。そして同時に「正解/不正解」のように簡単には分類できないなあと感じました。
今回は特にクラシック音楽について書いてみます。
【日本より身近】
僕はそもそもクラシック音楽が好きだったのでドイツに行くのは本当に楽しみでした。街中がクラシック音楽にあふれてたりしたらすごいなあ。でもそこまでのことはないだろうなあ、と想像していましたが、実際に行ってみての答えとしては:
・街中がクラシックにあふれているということはない。
・ドイツ人全員がクラシック音楽に興味あるというわけではない。
・ただし、クラシック音楽への敷居は低く、より身近。
という感じでした。
しかし、特に身近だなあと感じたのは僕がいた街に音楽大学があったからかもしれません。
【音大でのコンサートが身近】
僕の語学学校には音楽大学受験を目指している人もいました。また語学学校の友だちではなくても友達の友達みたいなつながりで音大生が身近にいる環境でした。
そんな人たちと知り合いでいると、たまに「試験としてのコンサート」に誘われることがありました。
そうなんです、音大の試験がコンサートとして一般に無料で公開されるのです。確かに音楽というのは聞かれるためのものなので、聴衆がいる環境で演奏しなさい、というのが趣旨だそうなのですが、聞きに行けるのはとてもありがたいことです。ほぼプロ、のような演奏家たちの演奏無料で聞けるのですから。
【気軽に行っちゃうコンサート】
そしてそんな「試験コンサート」にやってきてるのがマニアのような人たちではなく、僕のように演奏者の友人だから招待された、という人もいました。そして近所のおじいさん、おばあさんも。
普段からクラシックを特に好んで聞いているという人たちばかりではない、というところを見て、クラシック音楽が身近な存在なのだなと感じました。友人だから、近所でやってるから、まあ行ってみようか、のノリです。
音楽大学がある街にいたからこその経験だったかもですが、クラシック音楽も「フツーに」浸透している音楽ジャンルの一つでした。
国際協力団体、翻訳・通訳会社での勤務を経て、現在はフリーランスで英語講師、翻訳、通訳に従事。予備校での講師経験や、大学や企業でのTOEIC講師担当経験も持つ。またドイツでの留学経験も活かし、ドイツ語も仕事にしています。
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