みなさん、こんにちは。Kenです。
今月も2003-2004年の留学生活中のことを思い出してみます。もう20年近くも前のことなので、少しでも覚えているうちに記録しておこう、という気持ちで書いています。
【本場のクリスマスマーケット】
今でこそクリスマスマーケットは日本でも知られるようになり、都会のショッピングモールでは風物詩になったりしていますが、2003年当時はまだまだ「特にドイツ的な物」で「日本では体験できないもの」でした。
ドイツに居る間に是非クリスマスマーケットを堪能しよう!
と心に決めていたので、マーケットがオープンしてすぐに行ってみました。午前の授業が終わってまだ昼間の明るいうちだったのですが、グリューワインを飲みに!
【ここでもデポジット】
ドイツでは瓶ビールやペットボトルの飲み物を買う際には容器代をデポジットとして払い、使い終わった容器を返すと現金が返ってくるというデポジット制が浸透していますが、クリスマスマーケットのグリューワインもデポジット制でした。
フライブルクのマーケットではガラスのマグカップでしたが、陶器のマグカップの場合もあります。いずれにしてもそれぞれのマーケットオリジナルなので集めたくなりますね。
【もみの木の飾りは常に本物の枝】
「徹底しているなあ」と僕が感じたことは、店の飾りの枝がすべて本物の木の枝だということ。
直立する、いわゆる「クリスマスツリー」らしい姿の木以外にも、あらゆるところにもみの木の枝が貼り付けてあったりするのですが、その枝すべてが本物の木でした。
ドイツ人友人が「クリスマスツリーが偽物の木だなんて信じられない。冒涜のようにすら感じる」と言っていたのを思い出しました。そのときは「そこまで言わなくても」と思いましたが、こういうのを見て育ってると、たしかにそう感じるかもね、と納得。
【シナモン・ナツメグ=クリスマス】
グリューワインの他にも、いろいろな食物が売られています。
焼き栗、マジパン菓子、クレープ、ワッフルなどなど屋台からのにおいに誘われてお腹が空いて無くても買っちゃいます。
たしか、当時通ってた語学学校で触れた文章の中に出てきたと思うのですが、「ドイツ人はシナモン、ナツメグ、砂糖の焦げるようなにおいでクリスマスを感じる」とあったのですが、これを僕はクリスマスマーケットで直に体験できたのでした。
屋台の並ぶ狭い通りを歩きながらシナモンの効いたワインを飲んで五感でドイツのクリスマスを味わったのでした。
国際協力団体、翻訳・通訳会社での勤務を経て、現在はフリーランスで英語講師、翻訳、通訳に従事。予備校での講師経験や、大学や企業でのTOEIC講師担当経験も持つ。またドイツでの留学経験も活かし、ドイツ語も仕事にしています。
※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。
コメントする