みなさん、こんにちは。Kenです。
今月も2003年の留学生活中のことを思い出してみます。もう20年近くも前のことだけど、印象深いことが多かったので今でも覚えているものですね。
※ドイツ留学体験記シリーズ前回の記事、「【ドイツ留学体験記!】折り目正しいドイツ人」はこちらからどうぞ!
【ドイツ留学、全部が新鮮】
ドイツについてすぐの頃は、起きてから寝るまで生活のすべてが目新しく見えていました。
いいなあ、と感動することも不便なこともすべて新鮮で、新しい世界に来たんだ、と感じていました。
例えばスーパー。
店に入ってすぐ感じたのは、なんとなくの匂いの違いでした。入口近くにパン屋さんがあることが多いからかなあ、ちょっと香ばしいような感じがするのです。すべてのスーパーがそうであるというわけではないのですが、パンとコーヒーの匂いがするっていうのが僕のなかでの「ドイツのスーパー」です。店で焼いているというわけではなくてもパンの匂いがするんですよ。
買い物かごを持って進んでいくと入ってすぐのコーナーは野菜であることが多いです。また、肉はやはり建物の外周に沿ってあるのね、とか日本と同じなところもあります。しかしずっと感じる「なんか日本と違う」がどこからくるのか初めはわかりませんでした。なんだか自分が外国にいるのをずっと意識しているせいか、どことなく緊張する感じがします。
【ドイツのスーパー、違和感の正体】
そう、しばらくしてやっと気がついたのですが、音楽が流れていないのです。BGMがない。スーパーがとても静かなのです。
日本でBGMがながれているスーパーに慣れているので、それでなんとなく緊張するようなちょっと寂しいような感じがしていたのでした。ずっと見られているような感覚です。
ところで、ちなみに、初めは寂しいとさえ感じたドイツの音なしスーパーですが、約半年ちょっと後に一時帰国した際は、どの店も音楽やアナウンスが流れていてうるさいと感じました。かぶれちゃったのでしょう(笑)。スーパーだけではなく電器店でもドイツは音楽が流れていないので、日本の家電量販店は特にうるさいなあと感じました。
【ドイツのスーパー、これは不便】
スーパーでこれは不便だなあと思ったのは、支払いを済ませた後のことです。
スキャンし終わった商品は支払済用のかごに入れてくれるのではなく、短いベルトコンベヤーで後ろに流されます。急いで袋に詰め込まないと、と焦るし、ベルトコンベヤーはずっと動いているので商品が渋滞しちゃうのです。なので「重いものは下に」のように考えながら荷造りをしづらいのです。そこまで気を使いながら詰め込む人も少ないのかな?とも想像します・・・
と、こんなことをふと思い出したりするのでした。ほんと、大昔のことなのに割と覚えているものですね。
国際協力団体、翻訳・通訳会社での勤務を経て、現在はフリーランスで英語講師、翻訳、通訳に従事。予備校での講師経験や、大学や企業でのTOEIC講師担当経験も持つ。またドイツでの留学経験も活かし、ドイツ語も仕事にしています。
※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。
コメントする