みなさん、こんにちは。Kenです。
今月は「当時はどんな食事をしてたかなー」と2004年のことを思い出してみようと思います。
【洋食天国!】
僕はそもそもご飯よりもパン、味噌汁よりもコーンスープ、なタイプなので、ドイツに住み始める前は、食べものについてはあまり心配していませんでした。本場のパン、チーズ、乳製品!ソーセージ、ハムが日常的に食べられる!と期待が大きく、むしろ食生活的には僕にとって、より好都合な環境になるはずだと信じていました。
もちろん、その期待は裏切られませんでした。
パン屋さんのパンは、チェーン店のものでも小麦粉の香りがしっかりしていたし、どっしり重めのダークな色目のパンは噛むと風味が増してくるのです。ソーセージは種類も多く、安いものでもおいしかったし、チーズもほんとに個性豊か。そしてあたりまえだけどスイスやフランスのチーズが日本に比べると安い!
【でもやはり日本の食べものが・・・Asia Shopへ】
住み始めてしばらくは期待通りの西洋食材を楽しんでいたのですが、やはりコメを食べたいなあと思うときはやってきました。
毎日でなくてもときどき白いご飯を食べたいなあと思うようになり、鍋でご飯を炊くことを習得しました。最初はもちろん焦げ付いちゃったりして失敗していましたが、だんだんコツをつかんできて鍋でも炊けるようになりました。ドイツで習得したのはドイツ語だけじゃなかったのです(笑)
白ご飯をときどき食べるようになったのに合わせて、日本的なおかずも作りたいなあと思うようになってからは、日本人の友達とよくアジア食材スーパーに行っていました。Asia Shopというのがスーパーの名前です。とてもわかりやすい名前ですね。最初は店のキャッチフレーズ的なものかと思ったけどAsia Shopがお店の名前でした。中国食材がメインのスーパーで、韓国、日本、ベトナムのものも取り扱っているスーパーです。(ちなみにまだこのお店あるのかな?と検索してみたら当時と同じ場所にあるようです。また行ってみたい。)
ドイツの中でもデュッセルドルフなどのような日本人が多い都市だと日本食材専門のスーパーがあるようですが、2003年のフライブルクでは、日本食材はこのAsia Shopでしか扱っていなかったと記憶しています。そこではとんかつソースやめんつゆ、わさび、だしの素なんかを買っていたなあ。
【湯葉、便利でした】
そしてもちろんAsia Shopでは中国の食材も物色することになるのですが、僕が気に入っていたのは湯葉。中国の湯葉は日本のものよりもずっと安く、分厚く、食べごたえがあるのでお腹いっぱいになるための味噌汁に最適だったのです。
僕がよく買っていた湯葉は、「濡れたタオルを絞らずに適当に物干し竿にかけ、それがそのまま固まった」ような姿をしたものでした。大きさも本当にタオルくらい。これをバリバリと割って煮物に入れたりしていました。こういう“カジュアルな”湯葉って日本にはそういえば無いなあと、今となっては懐かしいです。
思い返してみると、留学中の自炊生活で思い出に残ってるのはドイツ的なものではなく、却って和食(のような)メニューです。素材も調味料も満足には揃わない中でどうやったら食べられるものが作れるか?とゲームみたいに楽しんでいたからでしょうね。
また今度は具体的なメニューを思い出してみようかなと思います。
国際協力団体、翻訳・通訳会社での勤務を経て、現在はフリーランスで英語講師、翻訳、通訳に従事。予備校での講師経験や、大学や企業でのTOEIC講師担当経験も持つ。またドイツでの留学経験も活かし、ドイツ語も仕事にしています。
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