みなさん、こんにちは。Kenです。今月も2004年のことを思い出して書いてみます。
今回はドイツではないのですが、友人を訪ねてイギリスに行ったときのことを思い出してみようと思います。
僕がドイツにいたときに、たまたま大学時代の友人がイギリスに留学していたので訪ねることにしました。
【英語が通じる!】
実際に行ってみる前は、ドイツもイギリスもなんとなく似たようなイメージでした、どちらも「西洋」「先進国」「寒そう」などなどの共通点がありますしね。ところが行ってみると、ドイツとは違うなあと感じることが多くありました。
当たり前なのですが、まずはなんと言っても、どこでも英語が通じるのが楽でした。当時、僕はドイツに来てから3ヶ月目。ドイツ語もまだまだで、どうしても困る場合、かつ、相手が英語も可能な場合は英語も使うこともありました。しかしドイツでは、人によっては、僕が英語で話しても「?」という表情が返ってくることがあったり(英語で話してもOKと言ったのに!)「もう一度お願いします」と繰り返しを要求されることもありました。僕の英語が拙かったことも、相手の理解力が足りなかったことも、両方のこともあったでしょう。ところがイギリスではあまりそういう目に合いませんでした。
かなり適当に単語を並べただけ、とか、あとから「あ、今の単語の使い方は適切じゃないよな」などと気づくことがあっても、そのまますーっと会話が進行していくのです。つまりみんなが歩み寄ってくれて僕の英語をうまーく拾ってくれているのでした。具体的なやり取りは忘れてしまったのですが、駅でロンドンまでの往復切符を買うときのやりとりにこのことを感じました。そりゃそうですよね、母語でのほうが、理解の許容範囲は広がりますよね。
【留学生の感じがちがう】
僕が訪ねた友人が住んでいたのでは大学の寮。ラッキーなことに、その寮の空いている部屋を借りることができたので、僕は一週間だけの寮生活を味わうことができました。ということで共同のキッチン兼食堂では他の学生とも話す機会もありました。
たまたまなのか、その寮には日本人が多かったです。少ししか触れ合っていないけど、僕が感じたのは「イギリスに留学している日本人は華やか!」ということです。特に話したのが女の子が多かったせいもあるかもしれないのですが、ドイツで僕が知り合った日本人留学生に比べると身なりも話した感じもなんか「華やか」だったのです。
たまたまその寮にいた人たちがそうだったのかもしれないけど、このことをドイツに帰ってから日本人友人に話してみたところ、わかるわかる!と賛成してくれました。ドイツに来る前はフランスにいた彼女いわく、フランスはフランスでまた感じが違うそう。「XX国に興味を持ってやってくる」という点でなにか共通点が生まれるのかもしれないな、と当時は思いました。
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今イギリスに行ってみたらどんなことを感じるのかなーとあれこれ考えてみています。早く「普通に」外国に行きたいものですね。
↓その寮にはビリヤード台もありました。
国際協力団体、翻訳・通訳会社での勤務を経て、現在はフリーランスで英語講師、翻訳、通訳に従事。予備校での講師経験や、大学や企業でのTOEIC講師担当経験も持つ。またドイツでの留学経験も活かし、ドイツ語も仕事にしています。
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