みなさん、こんにちは。Kenです。
今月もドイツのことをまた思い出してみます。
Ken先生の前回の記事、「【ドイツ留学体験記!】まだまだドイツ語に不自由・・・?」を見逃した方はこちらからどうぞ!
せっかくドイツに住んでいるのだから、近隣の国も旅したい!
というのはドイツに行く前からの夢でした。そして2004年7月にはパリを旅するチャンスがやってきました。ちょうど学校も学期と学期の間の休みだったし、寿司屋さんのアルバイトもやめたところでしたしね。
でもなるべく節約したかったので列車で行くことにしました。
お手頃だったのは新幹線のような超特急ではなく、急行列車です。なんと8時間の列車の旅でした。あの短い旅番組のようで・・・というとイメージはよいのですが、実際はけっこう退屈した記憶があります。
ザ、パリ観光!
さて、人生はじめてのパリなので凱旋門、エッフェル塔、シャンゼリゼ通りなど、ともかく「聞いたこと見たことあるとこ」をまずは徹底的にめぐりました。それはそれでワクワクしたり、実際はどんな風景の中にそれがあるのかを感じることができたりはするのですが、知ってることの確認だけではもったいないなあと思い始めました。
そんなことを思い始めたのがちょうどルーブル美術館にいくことを予定していたときだったので、ルーブル美術館での僕のテーマは
「できるだけネットや人のブログなどでは見られないところを見よう!」
でした。ということで階段の手すり、床の模様、作品と作品の距離や、立体の作品であれば、可能であれば裏からの姿を眺めたりしました。そう、裏側ってなかなか見ないですよね。
ルーブル美術館で「裏を見る」!
さすがにモナ・リザの裏を見るわけには行かないので「裏を見る」を決行できたのは『サモトラケのニケ』と『ミロのヴィーナス』でした。
『サモトラケのニケ』は、頭と手が失われてしまっている、翼のある人物像です。正面や斜め横からの画像は見たことがあったけど、真裏からの姿は見た事がありません。運良く、作品の周りをぐるりと回れるようになっていたので納得するまでぐるぐるとあるき回りました。
『ミロのヴィーナス』は、レプリカやミニチュアが存在するので、なんとなくは後ろ姿も見たことはある気がしたのですが、実際に見てみると、実際背中のこんなところも傷ついてしまっているのだね、などなど本物を見ることができた甲斐がありました。
・・・と、ここでそれぞれの後ろ姿の写真をここに載せて自慢したいところですが、写真はやめておきますね。
ここでお見せしちゃうと実物でしか確認できないことが減ってしまうかなあと・・・。
まだまだ旅行もしづらい状況ではありますが、もしこれから皆さんがパリに行ったときにはちょっと思い出してみてください。ニケとヴィーナスの後ろ姿、ネットでは(おそらくあまり)見られない姿です。
↓ルーブル美術館のガラスのピラミッドの中。美術館のエントランスになっています。螺旋階段の中を円筒形のエレベーターが上下します。円筒の上端に人が乗っていますが、この円筒そのものが上下するのです。
国際協力団体、翻訳・通訳会社での勤務を経て、現在はフリーランスで英語講師、翻訳、通訳に従事。予備校での講師経験や、大学や企業でのTOEIC講師担当経験も持つ。またドイツでの留学経験も活かし、ドイツ語も仕事にしています。
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