みなさん、こんにちは。Kenです。
ドイツのことをまた思い出してみましょう。
Ken先生のドイツ留学シリーズ前回の記事、「【ドイツ留学体験記!】僕が住んでいたTitisee(ティティぜー)村」を見逃した方はこちらからどうぞ!
2004年5月、ドイツでの記録を見てみる
毎月、このブログを書くときは、僕がドイツにいた2004年の同じ月(今回なら5月)の写真を見返すのですが、2004年5月の写真はあいにく少ししかありません。
というのもちょうどそのころ、日本の家族が倒れたり祖母が亡くなったりして、落ち着かない気持ちで何度か日本に帰ってきていました。あんまり写真を撮る気分にもならなかったのでしょう。また、ドイツに帰ってきてからも、「こんなに遠くにいていいのかな」とも考えるようになり、いろいろ迷っていました。
ドイツに戻ってきてからもなんだか後ろめたいような気分でした。
それまでのドイツ生活が楽しかったので、なおさら、ね。
・・・という話を、学校仲間の日本人の友人(パートナーはドイツ人)にしたところ、
「ひとまずうちにおいで。」
ということで夕食をごちそうになり、そのまま泊めてもらいました。今となっては具体的にどんな話をしたのか、覚えてないのですが、写真が残っていることもあり、翌朝のこの朝食はとても覚えています。
バルコニーでの朝ごはん
このときはこんなに豪華な朝ごはんを明るく広いバルコニーでいただきました。
僕はしきりに「すごい!豪華!」と感想を連呼していたのですが、用意してくれた友人いわく、「いやー、冷蔵庫から出したり、切ったりしただけだからね〜。」と謙遜していました。
外に座っていても、暑くも寒くもなく、蚊に刺されることもなく、明るい光の中で時間を気にせず朝ごはんをいただけのは嬉しかったなあ。
そう、朝ごはんをバルコニーでよく食べるんですよね、ドイツでは(おそらく他のヨーロッパの国でも)。
冬の間は寒く、日が昇るのが遅いので(僕がいた南西ドイツでは、遅い時で日の出は午前8時頃)
屋外で飲食できる季節、時間はできるだけ屋外で!
となるのでしょうね。確かにあれだけ長く暗い季節の後だと、ちょっとでも光を浴びておきたいという気持ちは、1年目の僕でも理解できるようになりました。
こういう習慣があるからでしょう、住宅のベランダにはテーブルと椅子があるのが珍しいことではなく、それも飾りではなく、ほんとうにそこで食事をします。台所からわざわざ料理や食器を持って移動してでも、みんな外気に触れながら食事をするのです。
屋外席が人気の外食
外食する際でも気温が許す限り、だいたいは屋外の席のほうが人気があるような気がしています。
スタッフの人に気づいてもらいにくいので注文やお会計に時間がかかるというデメリットはあるものの、それでも外の席の席から埋まっていきます。「気温が許す限り」と書きましたが、多少の寒さはいとわないようですし、なんなら屋外席用のストーブを出してでも外に座りたいようです。
ドイツ生活で身についた習慣、というほどのことでもないですが、僕もドイツ在住を経験してよりは、飲食はできるだけ外の席のほうが気持ちいいなあと感じるようになりました。ただ日本では、気温や虫のことを考えると現実的ではない時期のほうが多いですけどね。現在の僕の家は座れるようなベランダはないので、窓を全開にして気分だけ出しています。
国際協力団体、翻訳・通訳会社での勤務を経て、現在はフリーランスで英語講師、翻訳、通訳に従事。予備校での講師経験や、大学や企業でのTOEIC講師担当経験も持つ。またドイツでの留学経験も活かし、ドイツ語も仕事にしています。
※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。
コメントする