こんにちは。コーチのKazueです。
UK Bank Holiday
5月は日本ではゴールデンウイークのお休みがありますが、イギリスでも5月1日はBank Holidayです。
今年は5月6日にチャールズ国王の戴冠式があることもあり、長めのお休みをとられる方も多いようです。
英国王室の戴冠式
日本でも戴冠式の様子がテレビ中継されたのでご覧になった方も多いかと思います。今日は英国王室の戴冠式について、時制を考えながら英語で表現してみたいと思います。
まずチャールズ国王のいままでの歩みを一緒に振り返ってみましょう。簡潔に4つのマイルストンだけに注目しますね。
尚、以下の4つの文章を書いた日は戴冠式の当日、日本時間の昼間、つまり戴冠式の直前という設定にします。
①チャールズ皇太子(当時)は1948年に生まれました。
②チャールズ皇太子(当時)は2022年9月に国王に即位しました。
③チャールズ国王の戴冠式はロンドン時間5月6日午前11時(日本時間同日午後7時)から行われます。
④1066年以来、ウェストミンスター寺院では、いままでに38回の戴冠式が執り行われています。
まずは時制
それぞれの文章の時制はどうなるでしょうか?一それぞれの文章を以下の時制を使って表現するのが一般的かなと思います。
①チャールズ皇太子(当時)は1948年に生まれました。過去形
②チャールズ皇太子(当時)は2022年9月に国王に即位しました。 現在完了形←即位なさり現在も王の地位にあるので、結果を表す現在完了形です。
③チャールズ国王の戴冠式はロンドン時間5月6日午前11時(日本時間同日午後7時)から行われます。現在形←この文章を書いたのは戴冠式の直前ではありますが、戴冠式がおこることは確実な事実なので、現在形で表現しています。
④1066年以来、ウェストミンスター寺院では、いままでに38回の戴冠式がと執り行われています。現在完了形←過去の経験を表す現在完了形です。
次に英語表現にしてみましょう!
時制が定まったら、それぞれの文章を英語で表現してみましょう!多様な表現があると思いますので以下は一例としてご参照ください。
①Prince Charles (the third) was born in 1948.
②He has come to the throne in September 2022.
③His coronation ceremony starts at 11am on May 6th UK time.
④Since 1066, there have been 38 coronations at Westminster Abbey.*Westminster abbeyは無冠詞です。
いかがでしたか?
歴史的なイベントをご自分の英語で表現するのは難しくもありますが楽しいものです。
お時間があったらご上記とは違ったご自身の表現で英訳してみてくださいね。
Fruitful EnglishのSummitコースを担当しているKazueです。高校・大学と第一外国語はフランス語でしたが、卒業後にフランスの銀行のディーリングルームに配属されたためスパルタで英語を磨きました。その後はシンガポールで中国語を学び、米系金融、米系ITポータル等でプロジェクト管理を担当しました。開発援助にも興味があったため、開発援助機関や日本政府のプロジェクトに関わり、エチオピアやロシアでPJ管理の仕事をしました。仕事で訪れた各国での興味深い出来事の他に、最新のコーチング手法についても、折に触れてブログでご紹介できればと思います。趣味はZumba。ダックスフンドが大好きで3頭の世話に追われています。
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