みなさん、こんにちは!
はじめに
翻訳家になりたい!
英語学習者のなかには、将来英語をつかった仕事につきたいと考えている方も多いと思います。
英語をつかったプロフェッショナルな仕事と言えば、通訳者や翻訳者などがありますよね。
そこで今回の記事では、翻訳家を目指されている方におススメの参考書5選をご紹介します。
1.翻訳というおしごと
2.翻訳の布石と定石 実務翻訳プロへの道
3.ネイティブが教える英語表現辞典
4.English Grammar in Use
5.通訳翻訳ジャーナル
それでは詳しく見ていきましょう。
翻訳家になるのにおススメの参考書5選
『翻訳というおしごと』
こちらは、翻訳者の実川元子氏の著書です。
内容は、実務、映像、出版の業界で実際に翻訳を行っているプロの翻訳者10人によるインタビューが掲載されています。
この本を読むことで、実際の翻訳現場の現状を知ることができます。
翻訳者という職業に興味を持たれた方に、まず最初におススメしたい1冊です。
『翻訳の布石と定石 実務翻訳プロへの道』
翻訳会社、サン・フレアアカデミーの学院長である岡田信弘氏による著書です。
翻訳分野の中でも実務翻訳、特に技術分野を中心に翻訳技法を誤訳や悪訳などを例に挙げ指導してくれる参考書です。
技術翻訳に興味がある方は、まずこの1冊を一読することで、受験英語と翻訳との違いを体感できます。
『ネイティブが教える英語表現辞典』
こちらは、プロ翻訳家の養成スクール「メディア総合研究所」から出版されています。
「数」「時間」「原因と結果」「形」「位置・場所」など、中学や高校などではあまり触れてこなかった実際の現場で使われる表現が、この1冊にまとめられています。
また、日本人が間違えやすい英語表現も掲載されていますので、この1冊から自然なネイティブが使う英語表現を学習することができます。
『English Grammar in Use』
こちらは、ケンブリッジ大学から出版されている英語の文法書です。
こちらのシリーズには、初級、中級、上級と3つのレベルがありますが、翻訳者を目指される方にはIntermediate(中級)をおススメします。
今までも英文法は学校等で学習されてきているとは思いますが、翻訳者を目指される方には、英語で書かれた英文法の参考書をおススメします。
既に学習されている英文法を英語で復習することで、洋書を読むよりも英語力向上の効果が期待できます。
『通訳翻訳ジャーナル』
最後におススメしたいのが、イカロス出版から発行されている通訳翻訳ジャーナルです。
こちらの書籍は、年4回発行されています。
実際に翻訳者になる方法や、翻訳業界の最新情報まで、翻訳に関するあらゆる情報を網羅している翻訳の専門誌です。
翻訳者を目指している方はもちろん、プロの翻訳者の方も読まれている季刊誌です。
翻訳に興味を持たれたら、まずこの1冊をおススメします。
いかがでしたか?
翻訳と受験英語は同じ英語でもやはり異なりますし、翻訳と一言で言っても出版翻訳で使われる英語表現と、たとえば特許翻訳で使われる表現は異なります。
翻訳者という仕事に興味を持たれたら、まずは今回おススメした参考書などを手に取り翻訳業界に触れてみてくださいね。
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カナダ在住のHannahです。
2012年にカナダに移住し、現在はまだまだ幼い双子の育児に奮闘中です。
最近は在宅で、英語学習系の記事の執筆や海外のニュースの翻訳などをしています。
忙しい中でも英語学習は続けており、学習歴は今年で20年を越してしまいました。
これから現地の情報や、英語学習に役立つ情報をお伝えしていきます。
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