皆さんこんにちは!
春の兆しは見えはじめ、気温などが不安定な日々が続きますね。
この時期、体調を崩しがちな人も多いと思います。
寒さで体調を崩し風邪を引いたり、免疫力が低下しインフルエンザに罹ったりしてしまうのは、国はちがえど世界共通です。
今日は主にアメリカで具合が悪くなった時の対処法をご紹介したいと思います。
セルフメディケーションの意識が高い
日本の場合、もし市販薬が効かないくらい具合が悪くなったら、保険証を持って病院に行くことが一般的です。
しかしアメリカの場合、公的医療保険は限られた人向けのものであり(高齢者・障害者対象、または低所得者対象)、それ以外の人は民間の保険に加入するか、自費で賄う必要があります。
そもそも医療費がかなり高額であり、その上かかりつけ医制度を導入しているため、そう気軽に病院にかかることができません。
そのため、なるべく病院にかかることがないよう、病気を予防し自分の健康は自分で管理するという「セルフメディケーション」がより一般的であり、その意識が日本に比べると高いです。
また救急車の利用が有料で、急病になると高額の利用費を請求されてしまうという事情もあり、ほとんどのアメリカ人にとってセルフメディケーションは必要不可欠といえます。
市販薬やサプリで健康管理
セルフメディケーションの需要が高いことから、アメリカの市販薬、サプリメントの市場規模は大きく、種類や数もかなり豊富です。
日本では医師の処方が必要な薬も、アメリカではスーパーやドラッグストアで市販薬として簡単に購入することができます。
サプリメントもビタミンやミネラルなどの栄養素や、リラックス効果が期待できるハーブなど数えきれない種類の中から、栄養含有量やカプセルの形、オーガニックであるかどうかなど、より自分の目的と好みにあったものを選ぶことができます。
最近では海外通販サイトを通して、日本からも簡単にアメリカで売られているサプリを購入することができますよね!
子供が栄養補助として摂取しやすいグミタイプなどもあり、体調管理はもちろんですが、様々な需要に対応したサプリメントがあります。
たとえば肌や髪にいいとされる美容目的だったり、集中力を高めたり、安眠効果が期待できるものなど、QOL(クオリティーオブライフ)を向上させる目的のサプリメントも人気です。
風邪の時の定番はコレ
Tylenol、Dayquil、Nyquil
アメリカでメジャーなインフルエンザ・風邪薬といえば、Tylenol、Dayquil、Nyquilです。
Tylenolは医師からもすすめられる、アメリカで最も一般的な風邪薬です。
目的別に種類が分かれているので、症状に合わせて服用することができます。
Dayquil、Nyquilは、頭痛、喉の痛みや咳、鼻水など、風邪の一般的な症状によく効く、どこにでも売っている市販薬です。
個人差はありますが効き目はかなりよく、Dayquilは眠くならない日中用、夜用のNyquilは眠くなる成分が含まれていて、安眠効果もバッチリです。
チキンスープ
日本で風邪を引いたときには、胃に優しいおかゆが定番ですよね。
アメリカでのおかゆにあたるのが「チキンスープ」です。
チキンブロスとよばれる鶏出汁のスープに野菜やハーブを入れて煮込むレシピが一般的ですが、いわゆるおふくろの味として、家庭によって材料や作り方が異なります。
飲み物
ビタミンCを取った方がいいというのも万国共通で、風邪の時の飲み物と言ったらまずオレンジジュースやレモネードが思い浮かびます。
またちょっと意外ですが、免疫効果を高めるために牛乳を好んで飲んだり、糖質補給と炭酸で消化機能の活性化を期待してコーラやソーダを多く飲むという人も多いです。
日本でも自販機で見かけるようになった、カラフルなスポーツ飲料のゲータレードも定番中の定番です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はアメリカで体調が悪くなった時の対処法についてご紹介しました。
日本のように気軽に病院にかかれないこともあり、今回ご紹介したこと以外にもエクササイズがより身近であるなど、病気を予防する意識が高いです。
健康的な習慣はぜひ日常に取り入れたいですよね。
今回の記事が少しでも参考になりましたら嬉しいです。
語学は楽しくがモットーの英語講師
英語ペラペラに憧れ、行ったらなんとかなるでしょと勇んでアメリカ留学も、”How are you?”さえ聞き取れず撃沈。
現地で幼児番組からスタートし英語を習得。紆余曲折の独学とこれまでの指導経験をもとに、英語学習系の記事を中心に執筆しています。
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