【今日は節分!】英語圏での魔を払う、福を呼ぶ習慣をご紹介!

英語圏での魔を払う、福を呼ぶ習慣をご紹介!

皆さん、こんにちは!

2月といえば節分。本来の新しい季節の始まりである立春の前日に「邪気(鬼)を払い、福を呼ぶ」行事であり、日本独自の文化的習慣です。

今回は、そんな節分にちなんで、英語圏での迷信、日常生活でも簡単に取り入れられる、魔を払い、福を呼ぶ習慣をご紹介したいと思います。

 

魔除け、幸運を呼ぶ習慣3つ

Knock on Wood

「Knock on wood」は、「悪いことを避ける」「幸運を呼ぶ」を意味します。木製のものをノックして(軽く叩いて)魔を払い、福を呼ぶという、願掛けやおまじないのようなもので、現在でも英語圏の日常生活に定着している習慣のひとつです。
由来ははっきりしていませんが、昔からヨーロッパには「木には精霊が宿っている」という信仰があり、それが木をノックして精霊を起こすことにより「邪気を追い払ってもらったり、幸運を呼び寄せてもらうことができる」という迷信になったものだと言われています。
具体的には、不吉なことがあったり、誰かが縁起の悪いことを言ったときにはそれを遠ざける意味で、いいことや幸運がおとずれたり連続したときにはさらにそれが続くよう、木製のテーブルなどをコンコンと2回ノックしながら「Knock on wood」と唱えます。わざわざ言葉を言わずノックだけする場合も多いようです。
また、そこから「Knock on wood」というフレーズ自体に「魔を払う」「幸運を呼ぶ」をいう意味が加わり、イディオムとして会話の中でも使われるようになっています。
ジェスチャーから派生した点でも似ている表現として、指を交差させて幸運を祈る「fingers crossed」があります。こちらもフレーズ自体が「幸運を祈る」という意味になり、日常生活で多用されています。

 

Find a penny, pick it up. All day long, you’ll have good luck
「ペニーを拾ったら、その日は1日中幸運が続く」

お茶をのむときに湯呑みの中に茶柱が立ったら幸運、黄色い蝶をみつけたらしあわせが訪れるなど、日本にも縁起の良い迷信はたくさんありますが、こちらも似たような福を呼ぶ迷信の一種です。
ペニーとは銅でできたアメリカの1セント硬貨のことですが、昔、金属が神からの贈り物だと考えられていたことから、金属を偶然見つけたら幸運だと信じられるようになりました。
1セント硬貨の表にはアメリカ合衆国16代大統領のエイブラハム・リンカーンの肖像が、裏にはリンカーンユニオンシールド(2010年まではリンカーン記念館)がデザインされています。
もし道端でペニーを見つけることがあったら「表側のリンカーンが上を向いているときに拾う」ことが幸運とされています。
もし裏側が上だったときには、次に見つける人のために裏返しておいてあげる人もいるようです。他の人のために幸福を橋渡しするなんて素敵な習慣ですよね。
もし海外旅行をしていて、道端でペニーを見つけるなんてレアな状況に出くわしたら、あなたはラッキーです!そして裏側を向いていたら、ぜひ次の人のために裏返して、表を上にしてあげましょう 笑

 

Don’t walk under a ladder
「はしごの下を通らない」

最後はちょっと縁起の悪い迷信、これをやったら不吉だといわれている迷信をご紹介します。
それは「はしごの下(間)を通ると、不幸がおとずれる」です。
由来は諸説あり、特に有名なのは、はしごを立てかけると壁との間に三角形の隙間ができますが、この三角形というのがキリスト教の三位一体を象徴するため、そこを通って歩くことは神を冒涜する行為であるという説です。他にははしごが絞首台のかたちに似ているからなど、不吉なイメージを連想させるものがあります。
日本にもある縁起の悪いことをいう、夜に爪を切ってはいけないとか、北枕はよくないなどの迷信に通ずるものがありますよね。
もし三脚やはしごを見つけたら、その下は避けて通るようにしてみましょう!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?英語圏での迷信、魔除けや福を呼ぶ習慣は他にもいくつもありますが、今回は代表的な3つをご紹介いたしました。

とくに「Knock on wood」は日本にいても、毎日の中にちょっとしたおまじないとしてすぐに取り入れることができますよね。それ自体に効果があるのかは「神のみぞ知る」ですが、ちょっと嫌なことが続いて落ち込んだ時や、願掛けするときなどに気持ちを切り替えたり、勢いをつけたりするのに、自分だけの儀式としてぴったりだと思います。

それでは、みなさまの一年が素晴らしいものとなるよう、心よりお祈りしております。

 

 


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語学は楽しくがモットーの英語講師 英語ペラペラに憧れ、行ったらなんとかなるでしょと勇んでアメリカ留学も、"How are you?"さえ聞き取れず撃沈。 現地で幼児番組からスタートし英語を習得。紆余曲折の独学とこれまでの指導経験をもとに、英語学習系の記事を中心に執筆しています。