みなさん、こんにちは!
夏休み目前、皆さんお休み中の計画はバッチリですか?
さて、夏休みが待ち遠しくてワクワクしている我が家の子達、日本語、英語、ドイツ語を話します。なんとか頑張って3つの言語を使いこなすことに私は本当に感心していますが、さすがに混乱してしまうことも多々あります。
いろいろありますが、未だに出てくる、興味深い間違いをご紹介。
どの大きいお兄ちゃん?
しばらく前のこと。
息子「今日ね、Max(仮称)とMaxの大きいお兄ちゃんと一緒に遊んだよ!」
私「え!?Maxは、お兄ちゃん一人しかいないよね?」
息子「うん、だから、大きいお兄ちゃん!」
はじめは、何を言ってるのかな? Maxのお兄ちゃんは大きいからそう言っているのかな?と思ったのですが、他の人の場合も何度も言うので私もよくよく考えてみると、、、
あ、そうか!
とわかったのです。
お友達のお兄ちゃんのことを、〇〇の大きいお兄ちゃん、もしくは大きい弟!?
これは、お兄ちゃんが二人いるうちの上のお兄ちゃんを言っているのではなく、弟が二人いるうちの上の弟のことを言っているわけでもありません。一人しかお兄ちゃんがいない場合でもこう言ってしまいます。そして、その子達が大きいからそう呼んでいるのでもなかったのです!
なぜだかわかりますか?
トリリンガル脳はこうなっていた!
どうやら頭の中で英語を直訳して日本語を発している様なのです。
英語を日本語に変える時に息子の頭の中でこうなっているようです。
姉 Big sister→大きいお姉ちゃん(もしくは大きい妹)
妹 Little sister→小さい妹、(もしくは小さいお姉ちゃん)
兄 Big brother →大きいお兄ちゃん(大きい弟)
弟 Little brother→小さい弟(小さいお兄ちゃん)
小さな頭の中でいろいろ考えているのがよくわかりますね。
面白いなあ!
大きいお母さんではなくてよかった!
そういえば、祖母のことも、英語では、grand mother。
この ”grand”の語源はラテン語の大きいからきていて「大きくて雄大な、とか盛大な、威厳のある」などという意味なので、直訳すると「威厳のあるお母さん」となります。(ある意味その通りですよね!?)またドイツ語では、兄弟と同じような表現の仕方で ”Grossmutter“、これは日本語に直訳で「大きいお母さん」となります。
まあ、子供達は、幸い通称“Granny”(日本でいうおばあちゃん)と呼んでいるせいもあって、気づいていないのか、日本のばあばのことは“大きいお母さん”とは、言わないのでホッとしています。
普段から子供達と会話をしていると、バイリンガル、トリリンガルの子たちの頭の中がどうなっているのか、本当に中身をのぞいて見たくなっちゃい発言がたくさんあります。
また、面白い発見があったらここで紹介しますね!
ドイツ在住、フローリスト。お花をこよなく愛しています。
イギリス約6年滞在中に仕事を通して肌で感じたイギリスの文化、生の英語、使える英語、また現在のドイツでの海外生活模様を皆さんに伝えていきます!
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