【海外生活カナダの暮らし】nutrition factsをチェックして食生活を見直そう

【海外生活カナダの暮らし】nutrition factsをチェックして食生活を見直そう

こんにちわ。カナダからFumiです。コロナウイルスのパンデミックにより、外出を控えるようにと言われたのが3月中旬。家で過ごす時間が増えたためにいつもより多く食べたり飲んだりと不規則な食生活を送る人が増えているとカナダでも話題になりました。例えば3食の食事に加えておやつの回数が増える。リカーストアでは月曜の開店前、朝10時半から店の外に行列をつくっている光景も目にしました。「家にいるとついついキッチンに行って何かつまんでしまう」とか「3時頃から飲んでる」というのは珍しいことではありません。こういった状況の中で私が始めたダイエットを今回はご紹介します。

ダイエットの一番の目的はimmune systemを高め、健康的な生活を送ること。結局、不規則な食生活からいずれは体調を崩し、ウイルスにかかりやすい身体になることを避けるためです。というのも、私が勤務する銀行はessentialとみなされ、外出自粛期間も支店に出向き、接客しなければならなかったからです。

またここ数ヶ月の自分の食生活を見直すのに丁度いい機会だったこともあります。ここのところ、肉中心の食事になっており、かつ既に味付けされたものをスーパーで買ってきて、帰宅したら野菜と共にオーブンに入れておしまい!という夕食が多かったのです。またランチはサンドイッチが多く、中身は野菜とハムかサラミ。朝食はマドレーヌとコーヒーという生活を数ヶ月ほぼ毎日続けていました。

日本とは違う海外の表示方法ー英語の栄養成分表示を理解しよう

そこで今までの食生活をいかに改善するかを考え始めました。一番気になったのが、塩分と糖分の摂取量とコレステロールの量。これまで買い物に行って食材を買うときは自分の食べたいものを気にせずカゴに入れていました。そこで食品に表示されているnutrition facts(栄養成分表示)を注意して読むようにし、その製品には何が多く含まれているのかを時間をかけて理解するように心がけました。こちらのnutrition factsは日本のものと表示内容が異なります。Nutrition factsは大きく分けると3つのカテゴリーから成り立っています。

  1. Serving information
  2. Calories
  3. Nutrients

 

  1. Serving informationにはその製品をどのくらい摂取したら、以下に書かれているカロリーや栄養素を摂取することになるということが書かれています。表示はグラムであったり〇〇teaspoon/tablespoon/cupという単位で書かれていることが多いです。
  2. Caloriesはその名のとおり、serving informationにある量を摂った場合のカロリーです。
  3. Nutrientsはその製品に含まれている成分のこと。ここではfat, cholesterol, sodium, carbohydrate, proteinやvitamins, iron, potassium, calciumなどが表示されています。砂糖含有量はsugarとしてcarbohydrateのカテゴリーに表示されています。Fatの中のsaturated fat(飽和脂肪)とsugar、そしてsodiumの3つの量は低ければ低いほどよいとされているそうです。またnutrition factsには成分がどのくらいの量含まれているかと% of daily valueが書かれています。% of daily value (DV)とはその成分が1日に必要な摂取量のどのくらいの割合を占めるかを示しています。

 

最近ではこのnutrition factsをよく見て買い物をしているため、自分の基準に合った製品がいかに少ないかを実感します。同時に今まで常に購入していたもののパッケージを見直したところ、驚くほどのsodiumとsugarが入っていることにショックを受けたり。一喜一憂しながら食品選びをしています。そのため既製品を温める食生活から毎日自分で一から料理するようになりました。その分、自分で塩や砂糖の量を調節できますからね。レシピに書かれている塩、砂糖、しょうゆ、みりんなどの量を減らす、スパイスやハーブを使った味付けに工夫する、塩分や糖分の少ないトマトソースやチキンストックなどを使用するなどを心がけて料理しています。

最初は大変でしたが、慣れてくると大分楽しくなってきます。またカナダでは卵白のみが牛乳パックの小さいものに入って売っているのです。全卵はコレステロールが高いと言われているので最近では卵を使うレシピにはいつも卵白を入れています。私の中では全く遜色なく感じています。また肉中心から魚や豆腐を入れた食生活へも変更しました。バターやチーズの使用も控え、bakingにはオリーブオイルを代用しているレシピを参考にしています。

こうしたダイエットを続けた結果、一番の変化が見られたのは体重。徐々に体重が落ちていき、きつかったドレスパンツもすんなり履けるようになりました。また自分の食べているものに何がどのくらい入っているのかを把握できることは安心ですよね。海外で暮らしにおける健康管理は必須です。英語表記をしっかりチェックして毎日を健やかに暮らしたいものです。

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ABOUTこの記事をかいた人

5年間の日本でのメーカー勤務を経て2006年にカナダ・バンクーバーへ留学。現在は移民として在住し、現地企業に勤務。バンクーバーは自然が多く、健康志向な人が多いことに影響され、時間のあるときはハイキング、ランニングやヨガをして過ごしています。