【海外で就職!】カナダでの雇用形態はどうなっているの?

カナダでの雇用形態

みなさんこんにちは!

前回はResumeとInterview、その前はカナダでの就職活動についてお話しました。今回はカナダでの雇用形態についてお話します。

日本での雇用形態も、最近では色々と変化し、自分に合った選べるとは思います。思いつく限りでは正社員、契約社員、派遣社員、パートタイムのカテゴリーに区分されますよね。それぞれの雇用形態によって、収入や福利厚生も違うと思います。

カナダの雇用形態は?

カナダで仕事を探していると、以下のような雇用形態を耳にします。

Full-time

Part-time

On call/Casual

これらの形態の違いは時間数です。

雇用先にもよりますが、大体の企業では週にFull-timeだと35~40時間、Part-timeは17.5~20時間の労働時間を保証されます。On call/Casualは会社が必要なときに声がかかり、特に保障された時間数はありません。

カナダの雇用形態ーPermanent?Contract?

またこれらの時間数の違いに加え、その仕事がPermanent(終身雇用)なのか、またはContract(契約期間)なのかの雇用期間の違いもあります。

大概の場合はPermanent Positionであり、Contract jobの場合のみ求人情報に明確に記載されている場合がほとんどです。もしContractで働いていても、会社のニーズや成果によってはContract termが延長(Extend)されたり、場合によってはPermanent positionにPromoteされることもあります。

季節限定のお仕事もある!

また、カナダのモールで買い物をしていると、”Seasonal Position Available” という張り紙を目にします。

Retail storesが11月下旬頃からこの時期限定で人を雇うのです。というのも、多くの店が11月のLong weekend後にクリスマスに向けた準備をするからです。カナディアンはこの頃からクリスマスショッピングを開始します。12月のモールは朝8時頃から22時まで開いていることが多く、通常より多くのスタッフが必要になるため、この時期限定で人を雇うのです。年末年始は何かとお金がかかるので、お小遣い稼ぎをしたい人にはもってこいの仕事ですよね。

カナダの雇用形態ー福利厚生はどうなってるの?

さて、福利厚生ですが、日本でも正社員がほぼすべての福利厚生を受けられるのと同じく、こちらでもFull-timerが一番いいBenefitを受けられます。Part-timerでももちろん福利厚生は受けられますが、休暇やExtended health careの内容がFull-timerとは異なってきます。

Full-timerになって本当によかったと思ったのは、“有給休暇”がもらえることです。なぜなら私自身もPart-timeで働いていた頃は休暇はもらえてもある意味“有給休暇”ではなかったからです。私の勤務する会社でPart-timerはお給料の○%のVacation Payが給料ごとに支払われており、休暇を取った日は基本無給。Vacation Payが休暇中のお給料とみなされています。お給料をもらったとき、金額が思ったよりも大きくて嬉しかったのですが、休暇を取ってもその期間分のお給料が支払われないのは、少し痛手でした。

 

カナダの雇用形態ーパートタイムで働く?

最後に、Part-timerに関してですが、この時間数で働く人の多くが学生や主婦の方です。

授業の合間や子供がDaycareや学校に通っているときにProfessionalの仕事をし、卒業後や子供が大きくなってから同じ会社の中でのFull-time PositionにApplyする人が多いです。会社も1から新しい人材を外部から雇うより、会社のことを知っている人をPromoteしたほうがいいですよね。会社の中で自分のライフスタイルに合わせて時間数を決められるオプションがあるのは本当にありがたいことだと感じています。

カナダの雇用形態、日本と似ているところも違うところもありますが、いかがでしたか?

 

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1 個のコメント

  • カナダと日本の違いは、事務系の仕事以上だと、part-timeでも最低20カナダドルはもらえますよね。
    ただし、Vacation Payと交通費が日本と違いますよね。
    有休って感覚もないですし、交通費という概念もないですね。。。
    日本と違って、新卒でスキルある人(日本の大学教育だとスキルがないまま社会に放り出される。。。?)に、雑務させるとかありえないので、有名大卒でも専攻が違うと、即戦力で使えないので、書類で落ちる事もありますね。

    税金が高いので、年収1千万でも、手取り600万とかありますし。。。
    ただし、福利厚生がほんとに手厚い会社にあたると、日本では考えられない様な、天国ですよね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    5年間の日本でのメーカー勤務を経て2006年にカナダ・バンクーバーへ留学。現在は移民として在住し、現地企業に勤務。バンクーバーは自然が多く、健康志向な人が多いことに影響され、時間のあるときはハイキング、ランニングやヨガをして過ごしています。