こんにちは、講師のエリカです。
昔「日記」というものは、決して自分自身のために書くものではなく、後世のために書くものだったという話を聞いたことがあります。
英語日記を書くときも、主語を省略してしまいがちですが、audience(誰に向かって書いているか)をはっきりさせたほうが筆が進むかもしれません。
内容の他に、スタイルも多少変わります。
英語日記ー自分に向かって書く場合
例えば、自分自身に向かって書いているプライベートな日記ではかなりリラックスした表現が多く使われ、自分の感情や考えについて書くことが多くなる可能性が高いでしょう。
上記のような主語の省略も起こりやすいでしょう。
例えば、次のような表現が登場するかもしれません。
例)Went out for a walk today. It was sooo hot! I can’t believe it’s only May!
「今日は散歩をしてきた。めちゃくちゃ暑かった。まだ5月なのに信じられないよ。」
英語日記ー誰かに向かって書く場合
「誰かに読まれること」を前提として日記を書く場合もあります。このような場合は事情や出来事をはっきり伝えることが必要になりますので、よりフォーマルな表現を使う確率が高いでしょう。また、読者が知らない場合は事情を説明する必要もあります。
例)I went out for a walk today. It was hot, so I bought some ice cream at the mom and pop store in my neighborhood. The owner is a family friend.
「今日は散歩に行ってきました。暑かったので近所の家族経営の店でアイスを買って来ました。ちなみにその店のオーナーは家族ぐるみの友人です。」
もちろんブログのように、かなりリラックスしたスタイルにをする場合もあります。
英語日記ー日記に向かって書く場合
英語には、”Dear diary”という日記の書き出しの句があります。日記を友人のように扱い、手紙を書いているときと同じようなスタイルを使うことがあります。二人称を使うと自然でしょう。
例)Dear diary,
Today was a really hot day. Can you believe it’s only May?
「親愛なる日記へ。今日は本当に暑かった。まだ5月なのに、信じられる?」
いかがでしたか?
英語日記を始めたいと思ったら、まずはその日記のaudience(誰に向かって書くか)を設定してみましょう。
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フィンランド出身。日本語能力試験最難関のN1取得。IELTSアカデミックスコア8.5(8はExpert User、9はNative User)。日本語も日本人と見分けがつかないほど流ちょうに使いこなせるN1講師。フィンランドでは小学生のころから英語を学び始め、海外のテレビや映画は吹き替えではなく字幕が使われており、若い世代は英語が話せない人はほとんどいないと言っても過言ではない状態にあります。Erika先生も幼稚園から英語を使って育っており、英語力についても当社英語圏ネイティブ講師がまったくネイティブとそん色ないレベルと評価しています。座右の銘は「Challenge yourself!」
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