こんにちは、羊の数が人口よりも多いニュージーランドに暮らすA.Mioです。
日本は趣のある秋の景色が素敵な時期ですね。こちらニュージーランドは季節が真逆なので、現在は春です。10月に入り、一気に春らしい天気になってきました。先日の休みの日には、家に居るにはあまりにも気持ちが良すぎるポカポカ陽気だったので、軽いスナックと飲み物を持って近場の海辺までお散歩に行くことにしました。
、、、準備をして家を出ようとした瞬間に我が家の3歳の息子が、頭にのせた帽子が気に入らなかったことで
”No, No, Noooooooooooooo”
という癇癪(英語でtantrum)を起こし始めました。一度火が付くとなかなか収まらないので、家を出るまでに1時間近くを費やし、海につく頃には私は疲弊仕切っていました。イヤイヤ期真っ盛りなので、ここのところ海辺どころか家の近くの公園に行くだけも予想以上に大変な日々が続いています。その夜、我が家の夫につい
”Nowadays even just going to the playground is quite a mission. “(最近は公園に行くだけでもでもかなりのミッションだわ)
と愚痴をこぼしてしまった私です。
ところで、このmissionを使った表現、皆さんはご存じでしょうか?
日本で英語を学んでいる中ではあまり習う機会は少ないので、今回はこのような面白い日常会話表現をいくつかご紹介したいと思います。
英語ネイティブが使う英語表現<It’s (quite) a mission ‛(かなりの)仕事だ‘>
Missionという名詞は、映画”Mission impossible”などでも耳にしたことがある人が多いと思います。様々な意味がある名詞ですが、その1つに‛使命/任務‘というものがあります。
日常会話の中でもやり遂げるのが大変な物事を少し大袈裟に表現する際に、このmissionを使う場合があります。例えば、英語旅行サイトのレビューで、人里離れた場所にある宿泊施設に泊まったあるイギリス人旅行者のコメントの題に以下のようなものがありました。
(例)”Lovely resort, although it was quite a mission to get there”
(“辿り着くのが相当大変でしたが、素敵なリゾートです”)
英語ネイティブが使う英語表現<no-brainer ‛考えるまでもないことだよ‘>
この表現は、英語圏に暮らしていると本当によく耳にします。brainから派生した表現ですが、辞書でbrainerを引いても何故か載っていません。no-brainer1セットで‛(決断や問題などが)考えるまでもないこと/朝飯前なこと‘という意味で使われます。
(例1)To make the decision was a no-brainer.
(その決断をするのは考えるまでもないことだった)
(例2)Tom is very intelligent and speaking Spanish is a no-brainer.
(トムは非常に頭がよく、スペイン語を話すのは朝飯前だ)
英語ネイティブが使う英語表現<eye-opener ‛目を開かせてくれるもの‘>
こ表現は文字通りの意味で使われるので、今回の表現の中で一番覚えやすいかもしれませんね。
こちらも日常会話でとてもよく使われます。何か新しい物事に触れたり、体験したりして、自分がこれまでに持っていた視点がパッと開く瞬間がありますよね。それを言い表すのにぴったりな表現がこのeye-openerです。
(例)Living in another country can be a real eye-opener.
(海外に住むのは視野を変えてくれるような経験であり得る)
このような英語ネイティブ話者よく使う面白い表現を覚えておくと、イキイキと言いたいことを表現するのに役立ちますので、皆さんもぜひ覚えて使ってみてくださいね!
日本だけでなく海外でも英語指導経験のある講師。大学卒業後一貫して言語指導に取り組んでおり、学習者の立場になり分かりやすく、親しみのある指導を心がけています。ニュージーランドで日本語指導経験もあり、教えるということに関してはまさしくプロ!
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