皆さんこんにちは。
羊の数が人口よりも多いニュージーランドで暮らすA.Mioです。
皆さんはこの年末年始、ゆっくりとした時間を過ごせましたか?日本の年末年始は寒い気候とおせちを囲んでゆっくりしたりと、趣があってとても素敵ですよね。また、自分自身について振り返るのにもよい時期ですよね。
こちら南半球の年末年始といえば、、、。大晦日には多くのニュージーランド人にとっては友人とパーティーをするのが主な過ごし方です。(勿論、そうでない人もいますが。)また、新年が明けてからの数日もそれを引きずりつつ、太陽の下でホリデーが続く、といった感じです。十数年こちらに住んでいても、何故かこの時期にはなかなか慣れない私です。
ニュージーランド独特、bachとは?
さて、今年は大晦日前から年明けまで、友人一家が所有するbach(バッチ)と呼ばれるものに友人数家族と共に滞在しました。長く英語に親しんでいる方でも、ニュージーランド独特のこのbachという単語を聞いたことが無い場合が多いのではないでしょうか。
Wikipediaがとっても簡潔な説明をしているので、ちょっと引用してみましょう。
“A bach is a small, often modest holiday home or beach house in New Zealand.”
(バッチとは、ニュージーランドの小さな、大概は質素なホリデー用の家やビーチハウスの事である。)
最近では、bachといってもピンからキリですが、これまでに私が滞在したことがあるものはまさにこのmodest(質素な)という形容詞がぴったりと当てはまるようなものです。
Bachでの滞在とは?
今回滞在したbachは、
①インターネットや電話の電波がない ②電気がない ③水のシャワーとトイレは共同 ④かなりのremote(人里離れた)場所にある
というまさにニュージーランドの伝統的な(?)bachのパーフェクトな典型例でした。
「この年齢で、この環境で人と雑魚寝はちょっとキツイな、、、。」と正直思いつつも、普段は手元から離れずある携帯電話の電源を切り時間に縛られずに過ごす時間は実は贅沢なものなのかもしれないな、と感じさせられました。
そのような環境に小さい頃から慣れ親しんできたニュージーランド人の夫や友人たちは、食事のためにボートに乗って釣りへ行き、ビールを小川で冷やし、暑く火照った体を冷やすために海へ飛び込み、夜には焚き火をおこししてバーベキュー、という過ごし方に心底癒されているようです。私自身は100年経っても‛ニュージーランド人‘のようにはなることは出来ないな、と思いますが、毎年この時期の、この貴重な時間を大切に味わって行こうと思っています。
ちなみに、今回私が滞在したbachのような簡素なもの以外にも、通常は電気が通っていて(ただし、電波やwifiはないところが多いです)暖かいお湯も出て(さらに上のランクのものではスパプールがついているものもあるようです)、日本でいうところの‛別荘‘に近いものも沢山あります。
コロナパンデミックが終わり、いつの日かニュージーランドを訪れる機会がある場合は、是非このbachに滞在してみてはいかがでしょうか。もしかするとlife changingな経験になるかもしれません!
日本だけでなく海外でも英語指導経験のある講師。大学卒業後一貫して言語指導に取り組んでおり、学習者の立場になり分かりやすく、親しみのある指導を心がけています。ニュージーランドで日本語指導経験もあり、教えるということに関してはまさしくプロ!
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